【白興】新規事業のパンフレット制作を複数名に同時発注。市場調査に利用し、実際の顧客の反応やニーズを探るのに役立った。

株式会社白興
ホテル客室で使用するシーツやタオルなどのリネンをリースし、回収・洗濯加工処理を行うリネン・サプライ事業大手の、株式会社白興(堀井正隆代表取締役社長、東京都荒川区)。ユニフォームのレンタル、羽毛布団や介護・福祉用具のリースも手がけ、「トータル・アメニティ・サプライ」事業者として、快適で健康的な生活環境づくりを進めています。
企画営業部営業マネージャーで、寝具ソムリエや睡眠・寝具インストラクターの資格も保有する、長澤孝司様にお話を伺いました。
- ココナラを活用したもの
- 新規事業の内容を説明した、パンフレットのデザイン制作
- ココナラを選んだ理由
- 多くのデザイナーの中から依頼先を選べる
- 価格帯や評価など依頼先に関する情報が可視化されており、優先順位にあわせて選べる
ココナラ活用の経緯
新規事業の立ち上げに、外部の新鮮な目線・感性を取り入れたい
―ココナラをご利用されようと思ったきっかけを教えてください。

弊社はホテルのシーツやタオル・リネン類をリースし、洗浄加工してホテルに提供する、リネン・サプライ事業を行っています。お取引先のホテルさんから、「あのリネンを売って」「この寝具がほしい」など、メイン事業以外の部分でもご要望をいただくことが増えてきました。これまではサービスの一環として販売を行ってきたのですが、東京五輪や観光ブームでホテル建設が急増し、ビジネスが拡大。寝具や家具を販売する部門を新たに独立させ、新会社設立も視野に入れて、大規模に展開することが決まりました。その事業に関連した業務の一部を外注することになりました。
ココナラを利用したきっかけは、私の上司が個人的にココナラを利用していたことです。その上司の勧めで、ココナラのサイトをチェックしました。また、商品やサービスのブランディングを依頼している外部のパートナーの方からもココナラをおすすめされ、こんなに知名度があるなら安心だなと思い、今回会社として初めて利用させていただきました。
―なぜココナラで発注しようと思われたのでしょうか。
〈フレッシュな視点、異なる感性を求めて〉
社内でも作ろうと思えば、私を含めIllustratorが使える社員が素材となる写真を組み合わせて、商品やサービスのパンフレットを”なんとなく”デザインすることができるかとは思います。またこれまでは、お取引のある印刷会社にお願いして、ベースとなるデザインを作ってもらった上で、弊社自身で一部の修正をかけるということもやってきました。
ただ、私たち社員が中心となって作った場合、商品知識が十分にある分、完成したパンフレットデザインに斬新さがなかったり、事業者としての”いつもの目線”で出来上がってしまうという可能性があります。お取引のある印刷会社にお願いする場合も、私たちの意図をくみ取ってくださる分、同様のことが起きがちです。
今回、新規事業をスタートさせるという重要な時期の前に、今までお付き合いがなかった新しいデザイナー人材を社外に求め、その方々の知識やスキル、異なる感性を取り入れてみよう、今までやっていなかった新しいことをあえて試してみよう、と思いました。
〈会社のスローガン「Reborn」を実現する新しい取り組み〉
弊社は4年ほど前から会社のスローガンとして「打倒・白興、打倒・自分」を掲げています。これは、「昔の自分、昔の会社にとらわれないで、新しいものに挑戦していこう」という意味です。今年のテーマは「Reborn(生まれ変わる)」。新しいことに挑戦し続ける会社の方針、そして職場の上司の理解もあり、新しい方法を試すことになりました。

ココナラ導入事例
市場調査のためのパンフレット3種を、3人のデザイナーにそれぞれ発注
―実際にはどのようなものを発注されましたか。
発注したのは、パンフレットのデザイン制作です。お取引先のご意見を伺う市場調査を行うため、新規事業の内容を説明したパンフレットを必要としていました。特に、業界や会社が持つ従来の視点や固定化されたイメージから離れた新しさを取り入れたデザインを希望しました。

―出品者の方はどのようにして選ばれたのでしょうか。
出品者の方は本当にたくさんいらっしゃいますよね。豊富で良いと思いました。
まずはサイト上で「パンフレット」というワードで検索し、3人の出品者を選定し同時に発注しました。
1人は評価が高く、多数の受注をしておられる方。もうお1人は文章やデザインのニュアンス的に弊社の感覚や感性に合いそうな方。もうお1人は価格も評価も中間ぐらいの方。
いずれもポートフォリオの作品を見て選びました。「女性目線を入れるなら女性のデザイナーを入れた方がいい」とという観点から、男性2人・女性1人に決定しました。
実際の発注ですが、3人には全く同じ文章と写真約30枚を素材としてお送りし、それぞれに異なる基本イメージを提示して、デザインの制作をお願いしました。基調色は、1人が水色、1人がベージュ、もう1人は緑とそれぞれ変え、イメージも「女性が好む雰囲気」「洗練された印象」「シンプルなトーン」など変えました。
―完成品の満足度や印象はいかがですか。

デザイナーによって作品の仕上がりには違いがあり、「こういう目線で来たのか」と新しい発見がありました。さまざまなやり取りを通じて「第三者としては、そういう風に思うのか」と気づかされた部分や、デザインとして形になったことで、キャッチコピーなどの表現も第三者の視点で確認することもでき、「この表現ではお客様には伝わらないのではないか」というポイントにも気づくことができました。
3種類とも出品者の方が制作してくれた状態からあまり手は入れず、ホテル関係者やお取引先に事業説明を行いながら見ていただきました。どの製品、どの部分がアピール力があるのか。サービスや製品の特長はどのように伝わっているのか。あるいは、どうすればより訴求力が高まるのか、見やすさはどうかなど、いくつかのポイントを同時に確認しました。
実はこのパンフレットは、「ホテル専門の寝具・家具販売部門(会社)だ」と伝わることが非常に重要だったのですが、実際にお取引先に見ていただいた結果、現状ではサービス内容が十分には伝わらないという課題が明確になりました。まだ調査段階ですので、今後のブランディングと合わせてさらにブラッシュアップしていきたいと思います。
しかしその一方で、思いがけない反響もありました。実は、サービスの一環としてパンフレットに掲載していた「ホテルの家具や柱・ドアなどの設備類の修復を、50ルーム無料実施」という箇所に最も関心が集まりました。ホテルさん側からは以前からご要望を受けていたものの、実際にどれだけニーズがあるのか、改めて把握できる機会になりました。
―法人利用の観点から、ココナラのメリットはどのような点だと思いますか。

ココナラで法人の「請求書払い」ができるというのは便利でした。逆にそれができないとなると、たとえ1万円という少額のお支払いであっても、わざわざ銀行に行って振り込む作業が必要なので、業務的には不便になってしまいます。なので、弊社のように個人に依頼するのが初めてというケースでも、スムーズに支払うことができるので、利用のハードルが低く便利だと感じています。
今後の展開
新規事業の名刺制作や、他部門の販促での活用も視野に
―今後、ココナラをこんな風に活用していきたいというご希望はありますか。

先日、社内で約30人が出席した事業部会で、制作したパンフレットについて報告する機会がありました。その際、「どこで作ったんですか」という質問が挙がったので、「ココナラで作りました」と答えたところ、複数の社員がココナラを知っていたことがわかりました。この会議は下は30代、上は役員クラスの60代まで幅広い年齢の社員が出席していたのですが、このうち4人がココナラを知っていました。今朝の朝礼でも、ココナラの取材があるということを話したところ、女性社員4人のうち1人がCMを見て知っていました。社内での認知度も上がってきているので、活用の幅が広がりそうです。
例えば、今回のパンフレットデザインをもとに、メインのデザインを決定した後に、連動して名刺制作が必要になってきます。こちらについてもココナラのデザイナーの方に発注できたらと考えています。
他にも社内には私が在籍するリネン・サプライ事業のほかに、ユニフォーム事業部や、介護・福祉機器リース事業もありますので、各事業部門が単発的にキャンペーンを展開するときにも、外部のリソースとしてココナラを活用させていただきたいと思っています。

株式会社白興
1961年創業。ホテルやスポーツクラブ・エステティックサロンなど、サービスの質とコストが厳しく問われる各種施設への高品質かつリーズナブルなリネン製品の提供を始めとして、ユニフォームレンタル・介護用品サービス・寝具等の販売・リース及びクリーニング事業を担う大手企業。清潔で健康的な生活環境づくりをサポートされています。
