人生のアウトプットとインプット

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仕事ができる人、人生を楽しんでいる人、定年後の人生が充実している人、
こういう人には一つの共通点があるように思います。

それは、インプットとアプトプットの両方をちゃんとやっているということ。

インプットとは何かを自分の中に取り入れること。例えば、経営者や会社員であれば、共通して本をたくさん読んでいることだったりします。

その時に読んだ本が実際に役に立っているかどうかは問題ではないのです。その本の内容が単独で人生や仕事に役立つことは意外と少ないのかもしれませんが、読んだ人の中で発酵したり、新たに組み立てられたりします。それがその人のオリジナルなアイデアになったりしますし、人格や品格まで形成します。

仕事だけではなく、長い人生を楽しみ、高齢になってから「何もすることがない」と嘆かなくてすむようにインプットは必要です。

会社を定年して何もすることがない。年齢が上がって体力が落ちて来た時に、一緒に行動してくれる人がいない。そんな人は日ごろのインプットとアプトプットが少ないのではないかと、自分を疑ってみてください。実は最近若い方にもこの傾向が見えています。

人生でたくさんの経験をしている人や、いろいろなことを経験したり、知識を持っている人は、自分を飽きさせることがありません。また、時間がある時にも「この時間があるなら〇〇をやってみようかな」と自分の中から選択肢を生み出すことができます。

しかし、インプットが少ない人は、「何もすることがない」と思ってしまいます。

コロナで会社が立ち行かなくなった時も、いろいろな情報を得られる「方法」を知っているかどうか?で、その後が変わった経営者も多かったことでしょう。

何も経営学の本を読みなさいと言っているわけではありません。人生において積極的にいろいろなことを経験してみてください。やったことのない物、見たことのない物は、1回見ておくだけでも違いますよということです。

だから毎年ディズニーに行くのもいいのですが、人生で一回くらい歌舞伎や狂言を見たり、何かの講演会に行ってみたり、苦労したことがないと思うならバイトをしてもいいのです。食べたことのない果物を食べてみるとかでもいいと思います。あなたのその「経験」が、必ずどこかで人生の助けになることがあると信じてインプットしていくことです。もちろん勉強もしかり。

そして、そのインプットしたものを自分の為、誰かの為にアプトプットしていくことも必要です。アウトプットした結果を見て、その過程が正しかったかどうかを判断して、また得るものがあるからです。

人生でいろいろな経験をしてきた、波乱万丈の人が占い師になる傾向があるのも納得できます。
人生で酸いも甘いもたくさんのことを経験して、インプットしてきた人なら、ご相談者の立場に立つことができたり、仕事の相談などもその業界のことが分かった上で話ができます。恋愛においてもいろいろな気持ちのヒダを察することができるでしょう。

若い間にパンを焼くのが趣味だったという人、そして日本のあちこちのパン屋さん巡りをしていた人がいます。もし私が美味しいパン屋さんに行きたい時、何も知らない人よりも、この人に尋ねます。丁寧に教えてくれたら嬉しくなります。お土産買ってその人に会いに行きます。こうやってエネルギーが回るのです。

何もインプット出来ていない人にこのエネルギーの循環は生まれません。なので老後寂しい人生になっていくのかもしれません。

なんでもいいのです。あなたが興味あるもの、仕事で必要なもの、どんどんインプットして、そして出し惜しみしないでアウトプットもしてみてください。おもしろい化学反応が起きるかもしれません。






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