私のセッションでは、生命の樹に色をのせていきます。
その色の配置が魂の地図となるのですが、
均衡の柱(ケテル・ティファレト・イエソド・マルクト)
のどこかがバイオレットになる人は、
「地上に天国を降ろす」という使命があります。
バイオレットはブルーとレッドが均等に混ざって出来る色です。
ブルーは澄み切った広い青空のような天の色。
レッドは、マグマや大地を表す地の色です。
私たちが立っているこの地球です。この現実です。
青空のような平和で穏やかで幸せで、、、天国のような意識を持って体を使ってこの地球で生きていく。
ちょっと難しい表現ですかね。
私も、「地上に天国を降ろす」ってどういうことなのかなって
よく考えたりもします。
自分の経験と合わせて出てきた答えが
その人の「地上に天国を降ろす」のベスト回答だと思うのですが、
今時点で私が思う解釈も綴ってみますね。
宇宙には男性性と女性性のように、
2極の法則がありますから、
争いもあれば平和もあります。
争いの中には怒りだったり不平不満だったり
いろんな感情が入り混じっていると思いますが、
怒りや不平不満が悪くて、喜びや楽しみが良いというものでもありません。
怒りや不平不満があるから、改善して、より良くなるということだってありますしね。
そこにジャッジするものは本当はないのですが、
極端に偏り過ぎるとバランスは崩れて、苦しくなるよーってことです。
そうなった時に、身体や物質の目に見える現象(レッド)ばかりに目を取られる視点から、心や感情や、魂の視点(ブルー)からも見ようとする人たち。
それが、均衡の柱にバイオレットを持つ人たち。
怒りを怒りで返すのではなく、
怒りとは違ったもので返すという発想が出来る人たち。
それを、どこでどういう立場で発揮するのかは人ぞれぞれだと思いますが、
そういう感覚をベースに持っているんでしょうね。
男性性と女性性といいましたが、
男性性の象徴がブルー、女性性の象徴がレッドとも言えます。
その真ん中の均衡の柱にバイオレットがある人なのですから、
自分の中の左右のバランスを整えることが、より他の人より重要になってくるかもしれません。
そうでないと、天から地へ降ろすのに、狙いを定めにくいですもんね。
(男性性の柱と女性性の柱については、一つ前のブログを参考にしてくださいね)
もちろん、均衡の柱にバイオレットがない人たちだって、
最終的には「地上に天国を降ろす」と思います。
ただ、均衡の柱にバイオレットががある人たちは、
世の中がその状態になっていない少数派の時から、
感覚的には気づいてしまうし、
全体のバランスが取れるように、
動き出さずにはいられなくなると思うのですよ。
それは、言葉からするととても壮大なように感じるかもしれませんが、
小さなグループや、クラスの中とか、家族の中とか、
どこででもあり得ることです。
初めは少数派だから理解されにくいこともあるかもしれませんが、
素晴らしい使命を持っているので、
誇りをもって、愛を持って、地上に天国を降ろして欲しいと願っています。