12個のスフィアの生命の樹

記事
コラム
私がこちらで提供させて頂いている生命の樹は
スフィア(球)が12個あります。

生命の樹図形12スフィア名.jpg


元々「生命の樹」とは、
ユダヤのカバラという教えの中で言い伝えられていた図形で、
主にヨーロッパで受け継がれてきました。

カバラを専門に学び実践する人たちをカバリストと呼び、
師から弟子へと口述で言い伝えられてきたといいます。

今は、沢山本が出ていますが、
その中に出てくる生命の樹は
10個のスフィアと22本のパスで出来た生命の樹です。
私も、はじめて知ったのはこちらの生命の樹でした。

生命の樹図形10スフィア名.jpg

生命の樹に惹かれ、知りたい、理解したいと思っていたのですが、
生命の樹とは、宇宙が詰まった図形です。
私達のちっぽけな脳で理解しようとしても、なかなか理解できませんでした。
そもそもカバリストと言われる方々は、一生かけてカバラと向き合っていくのです。そうそう理解できるはずがありません。
でも、こうやって世の中にオープンにされてきたのであれば、私にだって知れる可能性や権利があるはず!
そんな風には漠然と思っていました。

そんなある日、小西温子さんという方の生命の樹の本が目に飛び込んできました。
小西さんも生命の樹に惹かれ、研究を重ねられてきた方でした。
すぐに本を購入し、読んで見ると、
小西さんの優しさと女性らしさ、そして世界に自分を差し出す覚悟を決めた強さなど、
言葉の端々から小西さんの人柄が伝わってきて、
この方と会ってみたい、話してみたいと思いました。

その後、直接小西さんからこのセッションについて学ぶことになるのですが、
この12個のスフィアの形は小西さんに降りてきたものだそうです。

それまで、伝統的な形で学んだり、仲間と深めてきたので、
多少の抵抗はありましたが、
それ以上に小西さんから伝わってくるエネルギーには親近感が感じられ、
また、これは自分自身に特化したものだったので、
(伝統的な生命の樹は世の中のありとあらゆるものを重ねて読み解きます)
自分の中にあるものを使って理解できて、
「私でも使える!」
という感覚が強く、
この手法で提供させて頂いています。

小西さんも私も、この個人のセッション以外は、
伝統的な生命の樹の形を使っていると思います。

でも、この形は私的にはとても納得のいく形ではあるのです。
もし、これが一本の樹を表すのなら、
上に伸びる木の下には根があるはずです。
12スフィアの生命の樹でプラスされた2つのスフィアは、
木で言えば根の部分にあたります。
そして、この根に当る二つのスフィアは
この世界で出会う人たちを表しています。
今まで会ったことのある人たち、そしてこれから出会う人たちです。

私達は自分一人だけで生きていくことは出来ません。
成長することもできません。
周囲の人たちがいるからこそ、
自分の個性も際立っていくのです。
その個性を認めていくことで、
大きくなっていくのです。

12スフィアの生命の樹は、「この世界に存在する私」を
表わしているように思えるのです。

そして、12という数字も
なかなか興味深いものがあります。

例えば、カレンダーは12ヵ月。
丸い時計も、12時間で一周。
星座は12星座。
干支は12支。
ピアノの音階は12音。
1ダースは12本。
キリストの弟子は12使徒。

まだまだあると思うのですが、
こじつけと言えばこじつけかもしれません。
でも、宇宙と私たちの身体を繋ぐものとして「12」という数字は
悪くないと思うのです。

伝統的な生命の樹は長い歴史がありますから、
それは尊重すべきです。

私の理解も、そちらが元になっています。

このセッションを生命の樹という言葉を使わずに、
別のものとして提供したらどうかと、
提案されたこともありましたが、
今は、私にそのようなアイデアが生まれてこないので、
生命の樹として、提供させていただいています。

いつか、四柱推命など、東洋の占いから
動物占いが生まれたように、
親しみやすく、分かりやすい形で提供できたら良いですけどね。
これは、オレンジの質ですね。

でもそれは、生命の樹やカバラの本質を本当に理解している人でないと
出来ないことでもあります。










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