男性性と女性性 

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男性性と女性性という言葉は聞いたことがありますか?

私達は性別が男性であろうと、女性であろうと、自分の中に男性的な部分、女性的な部分を持ち合わせているんです。

男性的というと、例えば目標に向かって頑張るとか、リーダーシップと取る一面などで、女性的というと受容したり、感覚的な一面などですかね。
実際は多岐に渡りますが、そもそもこの世界のあらゆるところに、男性的、女性的な側面を持ち合わせているんです。
それは宇宙の法則と言っても良いかもしれませんね。
東洋的に言えば、陰陽にあたります。
陽が男性性、陰が女性性ですね。

そして、この生命の樹にももちろん、男女の性が表されています。

生命の樹柱.jpg

コクマー、ケセド、ネツァクのラインが、男性性
ビナー、ケブラー、ホドのラインが、女性性です。

(私がセッションでお伝えする生命の樹は、スフィア(球)が12個ありますが、今回は、カバラの伝統的な形でお伝えしますね。)

物事に、この両極の二つの側面があるということは、避けがたいことなんです。
でも、私たちは無意識にどちらに偏り過ぎてしまうこともあります。
そうすると、自分の分身である生命の樹もカッコ悪くて、不安定になるのは想像できますよね。

真ん中のラインは、平衡の柱と言いますが、両サイドがあっての真ん中です。
真ん中はとても大事なラインではあるのですが、両サイドが喧嘩していては真ん中はどっしり大きくはならないんです。
男性性と女性性が仲良くなることを「聖なる結婚」なんていう言い方もします。又は、「男性性と女性性の統合」という言い方もします。

あなたの中の男性性と女性性は仲良くしていますか?

女性的な部分を蔑ろにしていませんか?
男性的な部分を毛嫌いしていませんか?

それが良く分からなかったら、
こんな確認方法もあります。

あなたは実の両親に対して感謝していることをどれだけ書き出せるでしょう?

いろんな家庭環境の方がいると思いますが、どの方も間違いなく、お父さんとお母さんから生まれてきました。

自分の中の男性性と女性性に大きく影響しているはずです。

お金や仕事、恋愛などが上手く行かないなぁ~という時は、
意外と小さな頃に両親から受けた影響が、
ブロックになっていたりもします。

もし、お父さんやお母さんに対して、
怒りのや悲しみの方が強くて、感謝の言葉が出ないという方は、
それはそれでラッキーですよ!
それに気づけたのなら、伸びしろが沢山ありますものね。

無理に沢山の感謝の言葉を沢山並べる必要もありません。
人と比べられるものではないですから。
自分の中での比較で十分なんです。

1回目より2回目の方がすんなり感謝の言葉が出てきたら、
それだけでもすごいですよね。
許せたり、わだかまりが無くなってきただけでも全然違います。

これが聖なる結婚への第一歩です。






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