答えは変わってもいいという話

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こんにちは、のっちです。

HSPの人は真面目で深く考えることができる人が多いため、自分で決めたマイルールや自分の中の常識に縛られて身動きが取れなくなってしまうことが多いです。

つまり自分で決めたルールを守ることそのものが目的になってしまう可能性があります。

そこで今回は「決めた答えは変わっていもいい」というテーマでお話ししたいと思います。

危機回避能力の高さが裏目に?

HSPの人の特徴として、危機回避能力の高さがあります。

これは、普段から細かいことを察知して生きているため、自然と自分に危害を与えるものかそうでないかを察知してしまうことで高まった能力だと言えます。

基本的には危機回避能力というのは普段の生活では、未然にミスを防いだり、危ないと思う人と距離を取ることができたり、メリットが多い能力だと言えますが、これが逆効果になってしまう場合があります。

それは自分が決断したことに対してです。

例えば、自分で決めたことだからと、無理なダイエットを続けてしまったり、ブラック企業で働き続けてしまったりします。
HSPが幸せに生きるためには、50%は環境を変えることで手に入れることができるのですが、その「無理のないダイエット方法に変える」「職場を変える」など、これまで「変化」に対して一種の防衛本能が働きます。

のっちはというと・・・・

実際僕自身はこの傾向は薄いです。

年齢を重ねれば重ねるほど、現状維持バイアスが働きやすくなり、新しいことに挑戦しようという気持ちがなくなるのですが、幸い挑戦心が高い10代の頃に「声優」という博打とも言える夢を追うことを選択したため、環境が変わること、新しいことに挑戦することは比較的前向きに受け入れることができています。

ちなみに声優をやっていたことは後悔していません。
結果的に今の行動力や発信する力、伝える力があると思っているので。多分大学に行って就職して〜というルートを通っていたら得られなかったものだと思います。

ただ、それでも歳を重ねると「安定」という2文字が頭をよぎることがあるので、その度に「いかんいかん」と自分を戒めています笑

今の世の中に安定はない

一昔前までは、いい大学に行っていい会社に就職して、結婚して子供を作って、一軒家を買うというのが、いわゆる王道ルートと言われるものでした。

しかし、今では大学に行っても就職できず、就職しても幸せになれるかは別物で、「個」の時代なんて言われるようになって就職するよりも、自分で稼ぐ能力の方が大事な世界になっています。
さらに結婚しなくても幸せになれるし、一軒家の方がデメリットも多いしで、昔の王道は王道ではなくなってしまったわけです。

本当に最近は時代の流れがとてつもなく早いです。

僕が学生の時はスマホなんてなかったし、ウーバーイーツもありませんでした笑

現状維持バイアスといって、今ある状況を維持したいという気持ちが人間には必ずあります。
ですが、今は現状維持をしようとすると、確実に後退していきます。

HSPの人は危機回避能力の高さから、「自分で決めた答え」を変えることを怖がります。
ですが、これだけ変化の早い時代では、答えが変わることが当たり前なんです。

過去の自分が言っていることと、今の自分の言っていることが違くてもいいんです。そこに一貫性は必要ありません。

今感じていること、今答えだと思っていること、それこそが今の最善の答えなんです。

変わることを受け入れることができれば、自分の答えだけではなく、周囲の環境や人間関係も積極的に最善な状態に変えることができるのではないでしょうか?

まとめ

危機回避能力と防衛本能が備わっているHSPにとって、「変化」をすることは怖いことです。しかも、それが自分の知らない未知の要素を持っていれば持っているほど恐怖になります。

しかし、現代の「現状維持」は「後退」を意味します。
そのため、自分の答えや考え、行動、環境までどんどん変化してもいいんだという事実を受け入れることが大切です。

僕も変化を恐れず日常の習慣から環境までどんどん変化して言って、今の自分の最善を作っていきたいと思います。

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