ちっとも伝わらなくて泣けちゃったこと

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コラム
以前のブログでも書きましたが、(↓これね)

ワタクシは
「アルカイックスマイル」
(別名モナリザの微笑)
という仮面を付けることが多い。

「社交術」の一つである。

では、外面”アルカイックスマイル”の、
内部のわたし=メンタル
はどうなのか?というと・・・

実際のワタクシは、
もんのすごーく感情の起伏が激しい。

自分で自分の感情に翻弄されるくらいである。

機嫌が良い時はそれが ”だた漏れ” で、

機嫌が悪けりゃ牙をむき出しにし、

ほしいものがあれば「ほしい!」
と吠えまくる

・・・野生動物か?

いや、動物でも良いんだが、

もう少し「品性」を養いたい
と思ったわけです。

中学生くらいまでで
”感情の激しさとそれを惜しみなく表に出してしまう自分”
に、疲れたので

”この感情を表に出さず、平常心でモノ申す人間になろう”
と決めたのである

※モノ申すことを止める気はサラサラない( ´艸`)

だいたい20代でその「自分が思う自分」
に成れたんですが…

弊害があることに気付きました。

ものすごーく辛い時に、
平常心のアルカイックスマイルで

「ツライ」

と言ったら、どうなるか?

子どもが小さい頃ですが:

今の言葉で言う
「ワンオペ育児」
でした。

夫は子どもが起きる前に仕事に出かけ、
子どもが寝静まってから戻る。

土日もどちらかはゴルフやその練習に出かけている。

※それに関しては、わたしは常に「現状を楽しむ」タイプなので問題はなかったです。

問題が起こるのは、
わたしの体調が崩れた時、
です。

常日頃子どもを面倒を見てない夫は
「年2回・数日だけ」彼の実家に
帰省するという時

「一人で子どもを連れて新幹線に乗るなんて無理。実家で一人で子供二人を面倒見る自信がない」

という「昭和の父」みたいな人でした。
(実家は双方新幹線の距離)

ゆえに? 
私の体調が悪くても一緒に行くしかない、
という事態に。

ある帰省の時期、わたしは、
座っていても転がっていても
首から腕が痛くて痛くて仕方がない、
という症状を出していました。

それが改善していない時に、
恒例の「帰省」の時期とバッティング。

もちろん夫には体調の悪さを伝えているし、
土曜日の鍼治療に行くときには
子どもの面倒を見てもらっていた、
という状況。

痛みを抱え帰省して、
義実家で過ごしているときのこと

(もともと「嫁」らしいことは一切しないので、身体が辛くて和室でゴロゴロしていた。同行するだけで自分の役目は終了だと思っていた)

義父母は
「孫を連れだして、トイザらスに買い物に行き何か買ってあげたり、美味しい食事に連れ歩きたい」

が、

「体調悪いので留守番していたいんですけど」
といってもそうは見えないらしく

「せっかく家族が揃ったからみんなで・・・子ども達もママにも来てほしいだろうし・・・」
という義両親

夫も
「一緒に行こうよ」
とわたしを誘い出す始末・・・

「いやいや、そこは
『体調悪い人は家にいてもらって自分たちだけで行きましょう』
と言い、自分の親と自分の子どもを連れ出さんか?」

とプチっときたが、体調の悪さゆえ、
それを”穏便に伝えられる余裕がない”
と判断。

ここで
「今は怒る時ではない」
「この場は楽しく過ごさせよう
(年に2回、数日しか会えないおじいちゃんおばあちゃんと、それを楽しんでいる子どもたちの為)」

となり
「静まれワタシ」
いう自己暗示発動。。。

感情の起伏は「無」
「心頭を滅却」

「身体いってーー!ひーーっっ」
と思いつつ、

トイザらスや寿司屋に付き合って
義実家詣は終了しました。

ついに自分の家に帰ってきて

「もう2度と、自分の意思に反してはアナタの実家には行かないので、覚えといて。
来年の夏、『ひとりで面倒見られない』という理由でわたしを連れて行くのは無理なので。両親に親孝行したいなら、自力でヨロシク!」

とソッコー夫に伝えました。

がっ!!!

ここで
「なんで?」
と言われて

(# ゚Д゚)ついにぶちギレっ!

「わたし、”体調悪い”、と言ってたよね? 体を動かさなくても、座っていても寝転んでいても身体が痛くてツライって話したよね?
だから病院に通ってるよね?
なのに、大の大人3人いて「子ども二人を面倒みるのが心もとない」という理由でわたしを連れ歩いたよね?
なので、次は無いです」

と話をしました。
(キレても一応普通に話している)

しかもこの後
「そんなにツライなら言ってくれれば・・・」
とか言われた

いや、言ってたじゃん。
病院にも通ってるじゃん
ナニ言ってんじゃワリャ~
(# ゚Д゚)

しかし、思い返せばわたしは
”アルカイックスマイルで
理路整然と身体の痛みを説明”
していたのです。

心頭を滅却したって症状は変わらないのに、
平然とした顔で 「ツライ」と言ってた。。。

あとで妹には

「お姉ちゃんは、体調が悪くても辛そうには見えないので、本当に辛いときは演技でも良いから ”シにそうに見せろ”。でないと、言葉だけでは周りに伝わらない」

と言われました。

♢平常心で
♢ふんわり笑顔まで浮かべ
♢理路整然と

「こちらの痛み」を言語化しても
伝わらないことがある。

♢辛い時は辛そうに
♢悲しい時は悲しそうに
なんなら涙も流さねばならない

と学びました。(T_T)

つまり彼は

”「痛い」と言っている”
のは知っていたが

「痛くてツライ」
とは分かってなかった
のです ;つД`)

大学でもコミュニケーションについて学びましたが、
本当に「ひとの気持ちを伝える」
って難しいですよね。

言いたい事を我慢するタイプではない、
思ったことは出来るだけ
論理的に相手に伝えようとする、

・・・にも関わらずこのテイタラク・・・

悲しい事、辛い事は、
”しんどい”ことを分かってもらうには、
素直に
悲しそうに、辛そうに、しんどそうに伝えよう

という学びでした。
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