〜骨粗鬆症について〜

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骨粗鬆症とは、骨強度が低下して、骨折しやすい状態になることです。
骨強度は、骨量の指標となる「骨密度」と骨の構造など「骨質」の
2つの要因によって決まります。

骨量は成長期に増加し、20歳頃に最大骨量に達します。その後比較的安定に推移した後、加齢に伴い減少します。特に女性においては、閉経に伴い骨量が減少しやすくなります。

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〜骨粗鬆症に対する効果的な運動〜

「骨組織は、刺激が乏しいなかでは萎縮を起こし、通常刺激では骨は維持される程度である。しかし、少し強い刺激を与えることにより、細胞は生理学的に活性化して増殖が行われる」という理論はWolffの法則としてよく知られている。そのため、骨を作る細胞には力学的な刺激が重要であることを示している。

論文によると50回の片足ジャンプの衝撃運動を1年間行ったところ
大腿骨近位部(股関節の場所)の骨皮質骨密度・海綿骨骨密度が上昇したと
報告している。
しかしながら、健康上の問題を抱えている人はなかなか継続し難いところも
ある。

骨に対する衝撃運動については効果は高いが、超高齢な方や何らかの痛みを抱えている人などには別の運動を提案する必要性がある。

【片足立ち】
何かに捕まり行うといいでしょう
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【つま先立ち】
足の指が「グー」のように握り込まないように
何かに捕まり行いましょう
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【スクワット】
ふらつきがある人は何かに捕まって行うといいでしょう


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〜参照〜
藤田 博曉:骨粗鬆症に対する運動療法.日本内科学会雑誌 111 巻 4 号
厚生労働省:骨粗鬆症の予防のための食生活
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