『裸足の季節』~じゃないけれど…

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こんにちは。
この度は閲覧、誠にありがとうございます。

『裸足の季節』と言われて、
「あっ!」と思った方、
昭和世代の確率がとても高いかと思います。
そう、
1980年(昭和55年)にリリースされた、
『松田聖子さんのデビュー曲』です。
どちらかというと、
その3か月後にリリースされた、
『青い珊瑚礁』の方が、
ザ・ベストテンで1位を取ったりしていたので、
こちらがデビュー曲かと
勘違いしている人もいたりするのですが…。

さて、突然ですが、ちょっと思い返して下さい。
「裸足で大地を踏みしめた
 直近の記憶はいつですか?」
答えは人それぞれかと思います。
「今年、海水浴に行ったので、その時」
という方もいれば、
「そう言われてみれば、子供の時が最後だった…」
というような方もいるでしょう。
室内では、『裸足』になることも
多いかと思いますが、
『外で裸足になる機会』は
案外少ないような気がします。
外出時にはたいてい、
靴やサンダルなどを履いているモノです。
特別な何かがない限り、
裸足になることはないかと思います。
今回は、季節外れではありますが、
『裸足』を考えてみたいと思った次第です。

先日、風呂場で体を洗っていて、
ふと思い出したことがあります。
それは、とある神職の方(もちろん男性です)
とたまたま温泉に行く機会があり、
皆で一緒に風呂に入った時の記憶です。
その方が体を洗う際、
異常なほど『足の裏』を洗っていたのです。
男同士でそちらのケがあると思われると
困るのですが、
思わずガン見してしまうほどの光景だったのです。
「何であんなに足の裏を洗うのだろう?」
という疑問が頭から離れません…。
そこで、失礼を承知で聞いてみました。
その答えは、
「足の裏で呼吸するため」というモノでした。
「………???」
意味不明です。
今にしてみれば、「なるほど」と思えるのですが、
その当時は無知だったので、
「変わった人だなぁ」
という印象だったように思います。
個人的な見解ですが、
要は、足の裏をキレイに洗い刺激を与えることで、
『毛穴を開き、大地の氣を取り込む』
ということかと思います。
『神道の禁忌は穢れ』です。
なので、隅々までキレイにして、
清潔を保つことが重要となります。
まずは、キレイに洗う。
そして、刺激を与えることで毛穴を開き、
そして、大地から氣のエネルギーを吸収し、
循環させる。
こんなプロセスかと考察します。

現代人は本来備わっている能力を
十二分に活用できていないように感じます。
その機会があるにも関わらず、
ぼんやりしていて、
せっかくのチャンスを逸してしまう。
『自然という環境の中では、自然に還る』
そういうことも大切だと思います。
『裸足の季節』が到来したならば、
芝生の上でちょっと裸足になってみる。
海や河原でちょっと足先を水に浸けてみる。
足の裏で土の感触を確かめてみる。
などなど、
自然とふれあい、
そのパワーをちょっとだけいただく。
このようなことが、
案外、健康につながるのではないでしょうか。
ちなみに、今の季節でも入浴の際、
『足の裏』はキレイに洗えます。
まずは、そこから始めてみても
いいのかもしれません…。
何事も、準備は大切ですから。













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