好きなことでコミュニケーション〜児童発達支援&放課後等デイサービスの言語聴覚士より〜

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コラム
みなさんこんにちは٩( 'ω' )و

いよいよ12月になりましたね・:*+.\(( °ω° ))/.:+

イルミネーションが素敵な季節です☆

私は、児童発達支援&放課後等デイサービスで言語聴覚士として働いています。こどもたちの言葉の先生です^^
これまでは、病院分野で働き盛りの方から高齢の方への嚥下リハビリや言語リハビリを行ってきました。言語聴覚士歴は14年となります。

ココナラは2023年8月から開始しました。(もう4ヶ月!早いΣ੧(❛□❛✿))

フォローやサービスのお気に入りをしてくださった方には、私からメッセージを送らせていただいています^^
(お返事いただけると嬉しいです♡)
メッセージを通して試しにお話しして、サービスご購入の検討をしていただくことも可能ですよ♪


今日は、こんな子どもたちの様子をお伝えしたいと思います(๑>◡<๑)

重度の自閉症の男の子。

あるキャラクターが大好きで、いつもキャラクターの名前を呟きながら、室内を走り回ったりしていました。

会話をすることが難しい男の子は、自分の思いが伝わらないと、私の髪の毛を引っ張ったり、体を叩いたりすることがありました。

「どうしたら自分の気持ちを伝えられるようになるだろう」
とずっと悩んでいました。

男の子が好きなキャラクターを使って、コミュニケーション練習をしてみようと思い、キャラクターのカードマッチング遊びや、一覧表を渡してみました。

「あーりがとっ」と言ってくれたんです。

毎回来所するたびに、「欲しいものを相手に伝える」という要求表現ができるようになってきました。

「○○(キャラクターの名前)ください!」

「△△(アニメの名前)の◯◯(キャラクターの名前)をください!」

「◯◯(キャラクターの名前)が欲しいです。コピーしてください!」

約半年以上の個別の関わりをしてきたことで、このような長い文章を使って相手に伝えることができるようになりました。

自閉症のお子さんは、質問されたことばをそのまま繰り返して言う「おうむ返し」があります。

人が言った言葉を真似してしまうので、会話をすることが難しいことがあります。

今回は、真似をすることから練習を始めました。

キャラクターの画像が欲しそうにしているなぁと周囲をキョロキョロし始めたり、職員室に入ってパソコンの画面を触り始めたら、サイン!です。

男の子と職員Aが向かい合います。

男の子の後ろにもう1人の職員Bが黒子(プロンプト)になって、「◯◯(キャラクターの名前)ください」と言います。

男の子はおうむ返しのように、真似をして職員Aに向かって言います。

職員Aは、すぐに男の子のキャラクターを印刷して渡します。

これで、会話の成立ができました。

男の子は、「自分が伝えた言葉」で「自分の欲しいものが手に入った」ことがが嬉しくて、それからは、キャラクターの名前を変えて、職員に伝えることができるようになりました。

今では、キャラクターの画像が欲しい時はおうむ返しをしなくても、自分で考えて相手に伝えることができるようになりました。

男の子の成長が嬉しくて、職員はみんな男の子と会話をすることが楽しくなってきたそうです。とてもいい効果ですね☆

そして!
男の子が定期受診している病院の発達専門の先生が「会話ができるようになってきていますね!」と言ってくださったそうです。(お母さん経由で聞いて、とても嬉しかったです^^)

机と椅子に座って向かい合って療育をすることも大切ですが、私は日常的な場面を想定した言語訓練を行っています。
もちろん、一対一で向かいあって練習することも大切です(発音の練習など)
٩( 'ω' )و

そして、言語聴覚士だけでなく、保育士さんや児童指導員、他のリハビリのスタッフはもちろん、お母様の協力のおかげだと思っています^^


こんな感じで日々言語聴覚士としてお仕事をしています♪

最近はクリスマスツリー飾りを歌を歌いながら飾りつけをしましたよ(ᐡ o̴̶̷̤ ﻌ o̴̶̷̤ ᐡ)


それではまた次回〜⸜(๑⃙⃘’ᵕ’๑⃙⃘)⸝⋆︎*

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