失敗を怖がらない〜経験14年目の言語聴覚士より〜

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こんばんは。
今日も日中はとても暑くて汗がダラダラ出ていました。
夏バテしないように気をつけたいと思います☆



今日のブログのテーマは「私の学生時代の失敗談!」についてです。

私は言語聴覚士(ST)というリハビリのお仕事を始めて14年ほどになります。そんな私も学生時代は失敗をたくさん経験してきました。(今も!)

リハビリテーションの資格を撮るためには専門の養成校に通って勉強をすることに加えて、実際の現場(病院や福祉施設、学校など)に出向いて実習を行う必要があります。場合によっては自分が住んでいる地域よりとっても離れた場所で一人暮らしをしながら実習地へ通うこともあります。


7月現在、実習をされている方がどのくらいいるのかなぁと思い、TwitterなどSNSで調べてみました。検索キーワードに出てくるのは「実習 リハビリ きつい」の言葉でした。確かに、きついですよね!わかります(泣)私も何度泣いて過ごしたか・・・。今月末や来月いっぱいで、まずは一つ目の実習が終わる学生さんが多いみたいですね!あともう少しです!頑張ってください☆

そして実習指導の先生方も、忙しい業務と並行していらっしゃる事でしょう。お疲れ様です。真剣に向き合ってくれた姿は、実習生の皆さんの心にも届いていると思います。


では、ここからは私の失敗談が始まります。


☞「VF(嚥下造影検査)で録画するビデオカメラを壊してしまった」

とても大変なことをやらかしてしまいました。実習の先生にかなり怒られました。これは8週間の臨床実習中に起こった出来事でした。

いや…壊そうと思ってやってないんです。手が滑ったんです。実習がキツくて、夜も寝てないし、集中力が途切れていたんです。言い訳をしたらキリがありません。

なぜ、壊れてしまったのか、経緯をお話しします。

その前にVF(嚥下造影検査)の説明を簡単にしますね。
脳卒中などの病気になるとご飯を口から食べることが難しくなることがあります(これを嚥下障害(えんげしょうがい)と言います)。このような患者さまに対してレントゲン室でバリウムが入った専用の食物を食べて、口や喉の中の動きを見て評価をし、その方に合う訓練方法や食形態を考えるための検査のことです。

私の実習先は、一般病棟と回復期リハビリテーション病棟がある病院でした。
その病院はVF(嚥下造影検査)に取り組んでいて、STも同席して評価をするので、私は先生に付いてレントゲン室に行って見学をしました。
検査中の動画をビデオに録画しており、録画が終了して片付けをする際に、実習の先生から、「このビデオカメラをST室に持っていっておいてくださいね」と言われたので、持っていきました。ST室に着きビデオカメラをテーブルに置こうとしたら、テーブルまでの間隔が掴めなかったのか床に落としてしまったのです。
「ゴトンッ」
幸いレンズは割れず、データ破損もありませんでしたが、機器の外側が欠けてしまいました。私は自分の行動の情けなさに対して泣いてしまいました。同じ時期にいた実習生も2名いたので、慰めてもらいながら、実習の先生にすみませんと報告しました。案の定、怒られました。感情的にではありませんが、「気をつけないと」「もっと大事に扱ってください」と。その日は、夕方ということもあり先生も疲れていたんでしょう、きっと。すぐに先生は、私の養成校の先生に電話をして報告をしました。翌日に養成校の先生が菓子折りを持って謝罪に来られました。

まずは、養成校の先生と実習の先生が個別で話をしました。
その後、養成校の先生と私の二人で面談をしました。

私も、実習の終盤だったこともあり、精神的にもきつかったのでしょう、養成校の先生に会った途端「先生〜(泣)!」と泣いてしまいました。
話を聞いてくれて、実習の先生とも和解することができました。

噂によると、養成校の先生が修理代を払ってくれていたとか。
申し訳ない・・・。

まだまだ失敗談はありますが、次回へ!


私はこんな感じで、他の人よりもたくさん失敗をしていますが、今はSTとして14年ほど働くことができています。実習生とも関わらせてもらっています。


今日は私の学生時代の体験をお話しさせていただきました。
これからもブログに投稿したいと思っているのでよかったら覗きにきてくださいね♪
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それではまた次回〜^^






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