セワヤキ上司とうまくやる方法

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コラム
今日は、企業で働くあなたと上司の話をしましょう。
今回は9年前の2014年5月17日、私が会社員最後の職場で、まだ管理職をしていた頃に書いたブログ記事からの改変です。
上司との人間関係でお困りではない方は、漫談程度にお読みくださいね。

勤め人のあなたは、職場で毎日のように上司と顔を合わせて仕事をすることが多いでしょう。
そんな上司とあなたの関係が、うまくいっていないとしたら…
つらいですよね?!

上司の評価が得られなければ、処遇面でも不利益を被ります。
ときにはパワハラまがいの冷遇を受けることになるかもしれません。
おっと、私のことかい…。

まぁ、そこまでいかないにしても、関係がギクシャクしていれば、仕事の効率は落ちますし、モチベーションだって上がりませんよね。
最悪、そんな環境に疲れ、重大なミスを犯してしまうかもしれません。

私が昔勤めていた会社の上層は、体格が割とガッチリして首が太く、どちらかといえば強面の管理職が多かったなぁ。

そんな上司から指示されたことを、ついうっかり忘れてしまった。
「俺の言う通りなぜやれない?!」
大声を張り上げ、怒鳴られるかもしれません。

イメージしてみてください。
さながら任侠の世界かもですねー。
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でもいまは、パワハラだって訴えられてしまう時代ですから、そんな上司はかなり減りはしましたかね。

もし、そんな人があなたの上司だったら、
あなたはどんなふうに振る舞うでしょうか?

逆鱗に触れないように固く口を閉ざし貝になる?
そんなことしてたって、
「なに黙ってるんだ!言いたいことがあるなら言ってみろ!」
やっぱり怒鳴られますよね。

さぁ、どうしましょ…。

恐ろしいですねー、恐いですよねぇ。

でもね、実は、その上司、部下思いの愛情深い人だったりするんです。
表現が下手なだけ。
根は世話焼きなんですよ、きっと。
あなたに一人前になってほしい気持ちが、そんなふうに出てしまう。

えっ、信じられないって?

そうですよね。
融通はきかないし、自分のやり方ばかり押しつけて、気に入らないことには声を荒げて怒鳴り散らす。
ホントに恐ろしいですよね。

これ、実は自分がボスであることを誇示している行動なんです。
でね、あなたを育てないといけない、守ってあげないとって、そんなふうに思っていたりするんです。
それが証拠に、あなたのミスを他の部署長から指摘された時は、
そのボスは、「指導が足りなかった俺の責任だ、申し訳ない」って、
きっとあなたのことをかばってくれますから。

これがセワヤキタイプの典型。


このタイプ、愛情深いし、義理堅いんです。
管理職という役割を全うしたいんです。
しかも几帳面
礼儀正しく上下関係を大事にし、筋を通さないと気が済みません
ただ、これはこうだという自分の思い(筋)が強いですから、それにそぐわないものには反発します。
思考が安定していますから、臨機応変な対応は苦手
予想もしていないことを突然ぶつけられたら…怒って撥ねつけられてしまいます。

じゃあ、やっぱり…黙って従うしかないじゃない、我慢するしかないじゃない。
そう思われましたか?


いま、あきらめそうになったあなた。
大丈夫。
思い出してください。
私は最初に言いました…。

愛情深くて義理堅い、自分の仲間を命がけで守る!
そしてなにより、世話焼きなんです。
自分の配下だと認知した人を、とことん面倒みてくれますから。
だから、間違っても敵にならないでください。
そう取られるようなリスクのある行動も、見せないでください。

そんな上司に相対するときは、
・思考ペースのスローな上司のリズムに合わせ、急な相談や頼み事は避ける
・面子を潰すことなく立てて、頼ってあげる
そして、なにかしてもらった時は、
・心から感謝の気持ちを伝える
かわいい部下を演じてみせることが大事なんです。
でも、言葉づかいにくれぐれも注意を払い、礼儀正しくしてください。
調子に乗ってはいけません。

では、具体的にもっと深めてみましょうか…
と思いましたが、この先は、あなたの事例に合わせてアドバイスさせてくださいな。
私が経験した、とっておきの秘策を伝授しますよ。
それをするようになってからというもの、苦手だった上司が、喜んで私の意見を聞いてくれるようになったんです。
ウソだと思ってやってみて、そんな方法があるんです。



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