英語のスキルを向上させるのに、おおざっぱに言って
三つのやり方がある・・・と習いました。
一つは、読むこと。
読書が好きな方、いっぱいいらっしゃることでしょう。
一つは、見ること。
絵や写真を見ながら、その画像が脳に入り込んで覚える。
もう一つは、耳から聞くこと。
どれでもいいから、自分に一番合った方法で勉強するのがいいんだそうです。
というのは、人それぞれ得手不得手があるからです。
ちなみに私は「耳で聞く派」です。
自分の書いた英語の文章を、翻訳にかけて読んでもらったりします。
読んでもらうと「あら?」と言って間違いに気がついたりします。
翻訳にかけるのは、文章の間違いを調べるためと、スペルの間違いを見つけるためと、意味がちゃんと分かる文章になっているか、確認するためです。
スペルを間違っていても、その綴りの他の単語があると、パソコンが間違いとみなしてくれず、そのままになっていることもよくあります。
そこで、読んでもらうと「あら?」ってなるわけです。
また、リーディングも、自分で読むこともできますが、誰かが読んでくれたほうがすんなり入ってきたりします。
耳から聞く派であるため、最大の問題はスペルが苦手なことです。(笑)
まあ、いまどきはパソコンが直してくれたり、教えてくれたりしますが・・・
ある時、スマホから英文でメール(その時はその相手がLINEを使ってなかったので)を送った時の話です。
大戸屋でランチしたんですけど、外国のお客さんに向かって英語で何かを言ったウェイトレスさんの発音がとてもきれいだったんです。
なにか忘れましたけど・・・thank you とかなんかの短い言葉でした。
それに感激したので友人に・・・
I had lunch with a friend of mine at Ohtoya today.
A witless at the restaurant spoke very good English. Her pronunciation was perfect!
とかなんとか書いて送ったんです。
皆さんは間違いにお気づきですよね?
友人は大笑いで
witless???と訊いてきました。
witless は「おばかさんな」という形容詞です。(笑)
けど、私は確実に waitress と書いたはずだったんです。
どうも、スマホで打ったため、何か最初の a が抜けていたのか
予測変換でそうなってしまったようです。
ただ、耳で聞く派のいいところは、発音が同時に入ってくるところです。
ある日、私は先生と「アイルトン・セナ」の話をしていました。
彼は音速の貴公子と言われた、ブラジルの英雄です。
F1のドライバーでしたが、1994年、レース中の事故で亡くなってしまったのです。
私の友人の誕生日が5月1日で、その日に何故かセナの話がネットの記事によく出るのでなんでかと思ったらセナの命日だった・・・という話をしました。
その時は知らない言葉だったのですが、先生が "transcendent" という言葉を教えてくださいました。一応書いてもくださったのですが、私は耳が先です。(笑)
「並外れた」「抜群の」という形容詞ですが、英語で話しているときは頭の中では英語のディスクが回っているので、理解は英語でしました。
He was a transcendent driver.
ですね。
今でも、この単語の意味は分かるけど、私のパソコンがスペルを直してくれています。(笑)