Good は良い

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ネイティヴの先生というのは、もっぱら「コミュニケーションのための英語」を教えたいと思っておられるようです。
私も何人もの先生にお会いしてきましたが、その中では例外はありませんでした。
(学校の先生もたぶん、根本的にはそうでしょうけど、学校にはテストや受験がありますから、それだけ、という訳にはいかないでしょうね。)


という訳で、ちょっとでもわかったら
”GREAT!!!" とかなんとか、大げさにほめてくださいました。

でも私は日本人ですし、そういうのに慣れていませんでしたから
あまり良くは捉えられなかったんです。

「どうせお世辞でしょ?」(笑)
「別にgood でいいのに・・・」(笑)

でも、後々わかってきました。

Good は「良い」というよりも、「可もなく不可もない」「悪くはない」
という感じみたいなんですね。

A : How was the new restaurant? You had lunch there today, right?
B : It was good.

まあ、悪くはなかった、という感じです。


OKも同じで、あまり積極的な「良い」というイメージではないようです。



ただ、何かの返事として、good, OK という時は意味が違います。
これはいいか悪いか、出来るか出来ないか、に対する返事です。

A : Can you please move over a little bit?
B : OK.

A : How's it going?
B : Good.


ということは、人をほめたりする場合は
私からしたら「大げさ」な物言いをする必要があるんですね。

そこでGreat! Perfect! Fantastic! などなどと、褒めてくださっていたわけです。

なので、今では私も誰かを褒めたいとき(英語の場合ですが)は
Great! Perfect! Fantastic! などを使うようにしています。



可もなく不可もない、という感じの言葉に

mediocreというのもありますね。
並みの、平凡な、二流の、って感じ。 

normは、一般的な水準という名詞です。


「可もなく不可もない」という言葉から、今思いついたのは
この2つと、good とOK です。

あ・・・average もあるね。
平均、標準
これは名詞であり、形容詞(平均の)であり、動詞(平均する)でもあるようです。


最近はChat GPT なんかが出てきていますが、あれはこういったニュアンスを勘定に入れて、文章をつくれるのでしょうか?

少し前に、友人が面白半分に、Chat GPTにラブレターを書かせたのを見せてくれました。
まあ、なんか「愛情いっぱいに書いてくれ」とかなんか、注文したのでしょう。


ずっしり重くて、重すぎて笑っちゃう手紙でしたよ。(笑)
受け手の感情はほぼ無視で、その「愛情たっぷり」だけに重きを置いているようで、おまけに長い!(笑)
もし私が実際にそのラブレターを受け取ったとしたらドン引きです。
そんな手紙を書く人なんて、交際お断り、というほどのやつでした。

会話にしろ手紙にしろ、相手がいることをお忘れなく。(笑)

ニュアンスを学ぶことも大事ですね。











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