TOEICのリスニング

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初めてTOEICを受けた頃、リスニングのテストは、ラジオから流れる意味のわからない話を聞いているみたいに、右から入って左から抜けて行きました。(笑)

これは、単語をもっと覚えなくっちゃ・・・という訳で
単語を覚えました。

最初はTOEICとはどんなものかも知らないで行ったので
日常会話とは一味違う、ビジネス英語の単語を増やしていったのです。

語彙を増やしながら、何回か受けてきましたが、今度は別の問題が生じてきました。

リスニングの問題を聞いている間・・・・

「この単語知ってる!勉強したもん!」
「けど・・・なんだっけ???」(笑)

するとその時点で終了なんですよね

その単語に囚われてしまって、それが何だったか思い出す方に気持ちが行ってしまって・・・
その間に話がどんどん進んでしまっています。

結局なんの話だったのか分からないまま、とっとと終わってしまって・・・
もちろん答えがわかるはずもありません。


リスニングの練習をするのに、私はYouTubeを英語で見ることにしました。
自分の見たい番組や話の内容を選べるし、TOEICやテキストのアナウンサーみたいな話し方ではない、普通の会話が聴けるからです。
もちろん字幕なしです。
字幕を読んでしまうと、英語は全く聞こえてきませんし、字幕は文字数に制限があるので、微妙に違いがあるんですよね。


すると、もちろん知らない単語や言い回しが出てきますので、その場でwebの辞書を開いて調べます。
スペルがわからないときは音声で入力すると、似たような単語を列挙してくれるので、大体は調べられます


だからと言って「それ知ってるけど、なんだっけ?」が消えるわけではありませんでした。
けれど、単語を忘れたとしても、そこで終了にならないようになりました。


忘れた単語に絡まれず、前に向かって進むことができるようになったのです。

つまり、小さなことに惑わされず、話全体をとらえられるようになった、という感じです。

話を聞きながら途中で止まってしまいそうになったら、すぐに切り替えて、その部分を捨てて、仕切り直し、また続きを聞くのです。

捨ててしまったその単語が何を意味していたか、話の内容から思い出したり
また、わからないままだったりしますが、話の大体の内容や流れをつかむことができるのです。

その時の成績は振るわないかもしれませんが、人生が終わったわけではありません。(笑)

段々と力をつけていくのです。

最初の頃との最大の違いは、聞きながらその場面を想像するようになったことです。


今では"Good morning everyone."、と誰かが会議を始める場面が目に浮かんできます。
女性の声だと「カッコイイな~」と思ったりして・・・(笑)







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