皆さんは、発音の練習というと、何をやっていますか?
前回お話しした「CD付のテキスト」でシャドーイングをするのが私のお勧めです。
シャドーイングとは、音声を聞きながら同時に同じことを声に出して言う、というやり方です。できればイヤホンやヘッドホンなどで聴いて、自分の世界にこもってやるのがいいと思います。
テキストを読んでいるネイティヴの方は、アナウンサーのようにわかりやすくはっきりと呼んでくれます。
人によって多少の訛り、というか癖というようなものがありますが、テキストなら文章は手元にあるので問題ありません。
まずは、何も見ずにやってみましょう。
CDを流して聞きながら、同じように声を出すのです。
速いんですよね、これが・・・
1,2回やってみたら、文章を見てみます。
どこが読みにくかったか、どの発音が間違っていたか、などを確認して
スムーズに読めるように練習します。
もちろん、読めても意味がわからない、ではいけません。
意味のわからないところを確認しながら、また意味を考えながら
自分で音読します。
だいぶ読めるようになったら、今度は音声に合わせて一緒に読んでいきます。
英語はリズムが大事です。
リズムに乗って読みましょう。
音のつながり、強さ弱さ、発音に注意して、ほぼ同じ速さで、また同じ発音で読めるように頑張りましょう。
大体ついていけるようになったら、再度テキストを見ないでシャドーイングしてみてください。
最初にやった時と比べると、雲泥の差でしょう?
私は英語しかやっていませんが、どの言語でもこのやり方はいいんじゃないかな?
ところで、発音の話ですが・・・
皆さんが英語を話すとき、読むとき、RとLばかり気にするんですよね。
THは? 結構無視されています。
なんで???
TH の発音はRよりよっぽど簡単で、しかもちゃんとやればうまく聞こえるんですよ。
ベロを噛むだけ…なのは皆さん知ってるのに、やらない。
ゼイ、ゼア、ゼムではかっこ悪いし、意味も通じるかどうかわかりません。
(日本人の英語に慣れている人はわかってくれるかも??)
あえて書いてみれば、ゼイ、じゃなく、THイって感じです。
よくThenをゼン、という人が言うけど
これはZen(禅)と間違われる可能性ありです。
Rもいいけど、THは必須だと思います。
恥ずかしがらずにやってみましょう。
耳が慣れてくれば、ゼイ、ゼア、ゼム、という方が恥ずかしくなりますし、あなたの英語もわかりやすく、しかもかっこよくなりますよ。
いつだったか、何かの記事に「ワンノブゼム」って書いてあって、全然意味がわかりませんでした。
"on of them” なんですね。
何でもカタカナで書くのは恥ずかしい感じもするんですが、いかがでしょうか?(笑)