『社会不安障害』
人前で何かするのが怖くて、手が震え
顔が赤くなって、心臓がドキドキする…
「社会不安障害」の症状
嫌なものですよね!
適切な治療で治せる病気なのです!
英語(social anxiety disorder)
SADとも呼ばれます。
※SSRIという、うつ病の薬が
この病気によく効くとわかっています。
日本でも言われている対人恐怖症と
ほぼ同じですが
対人恐怖症に含まれていた妄想を伴う
症状は入っていません。
発症しやすい年齢は、10代半ばと30代です。
中学生前後から対人恐怖症が現れます。
引きこもりの原因の一つとなっています。
病気の特徴の一つに「心身相関」が
あります。
心理状態と体の動きが密接に
かかわりあっているのです。
◇「手が震えるから恥ずかしい」
◇「恥ずかしいから手が震える」
は心身相関
震えるという体の症状を抑えれば
心の緊張も治まります。
社会不安障害の治療は?
ここがポイントで
「SSRI」という薬と
「心理療法」が大きな役割を果たします。
社会不安障害の基本的な症状は
「自分に対する他人の評価が怖い」という
不安や恐怖感の心理的な問題ですが、
◆「顔が真っ赤になる」
◆「汗がダラダラ出てくる」
◆「手や体、声が震える」
◆「心臓がドキドキする」
◆「吐き気、ロの渇き、息苦しさ」
◆「顔のこわばり、めまい」
などを意識しだすと
「またあの症状が出るのではないか」
という恐怖感を覚えて、緊張を感じる
悪循環に陥ってしまうのです。
薬物療法・心理療法も取り入れます。
カウンセリングのほか
集団でスピーチをしてもらい
自己肯定感を高めるよう
誘導していきます。
ただし、いきなりは無理があるので
まずは、、少人数で行うのが基本ですね。
社会不安障害は
●「生まれついての性格だからしょうがない」
悩み苦しみながら生活している人が多いのです。
●「つらいけど、なんとか社会生活を営める」
という現状から
●「社会生活を楽しめる」
●「社会生活で成功する」というレベル
にまでステップアップすることも可能なのです。
つらい思いをしているあなた
思い切って相談してみてはいかがでしょうか?
by amemiya 心理師 心の相談所