選手を信じる力を勘違いするな

記事
ライフスタイル
侍ジャパンがWBCで優勝し、まだまだ興奮が冷めやらない私ですが、そんな気持ちが萎えてしまうニュースをテレビで見掛けました。

テレビ鑑賞.jpg

多くの若者が栗山監督のような上司がいれば良いのに…と発言しています。
おいおい。
このテレビを君の上司が見たときに、どう感じると思いますか?

栗山監督は選手を信じたと言っています。
また、選手とは正面から話すようにしていたとも言っています。
この2点が若者からの大きな支持を得ている理由なのだと思います。

WBC選手.jpg

でもね、信じてもらえた選手と君とは同じスキルですか?
選手各位は、それだけのスキルを持ち、努力をしています。
信じてもらえるということは、その分、君よりも自分自身に大きな責任を背負っていると思います。
重圧に負けそうになりながらも、負けないように死に物狂いで努力しているはずです。
君は、その重圧に耐えられますか?

正面から話すようにしていた栗山監督は、このように付け加えています。
自分のチームの選手であれば、あえて何も説明しないで選手の奮起を促すこともできるけど、短期間のチームなので言葉で説明するほうを選んだ。
選手は、自分が正面から話すことによりウワァ~と感じてしまうケースもあっただろうけど、短期間のチームなので他に方法を選べなかった。

ビックリ.jpg

栗山監督に理想の上司像を描くより、選手各位が努力している姿を見て、君自身がもっと努力しようと感じないのですか?
上司に理想を求める前に、自分自身を磨く必要を感じて欲しい。
栗山監督も、そう思っていると思います。

そして、私は源田選手を送り出した西武球団に対し、素晴らしい判断だと高く評価しています。
今回の源田選手の活躍をみていて、東日本大震災のときに被災地支援へ行くことを許してもらえなかった自分には、やっぱり力が足りなかったと感じています。
部長ダメ.jpg

さまざまな事象から感じることは人ぞれぞれとは思いますが、テレビでコメントしてしまった若者は、自分の上司に対し正面から理由を伝えて欲しいと思います。

それが、ジャパンの礼儀だと思いますよ。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す