年末年始のテレビは面白くない

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歳をとったせいなのか、年末年始のテレビがつまらなく感じます。特に、芸を持っていないのに芸人と言われているようなお笑いタレントが出てくると、腹立たしく感じてしまいます。

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そんなときのためにDVDを借りていたのですが、自分で持っているDVDを見たいと思い探したら、すぐに見つかりました。ドリームズ・カム・トゥルーの曲を題材にした映画「未来予想図」です。
これは映画館で見たいと思っていましたが、当時、多忙だったため見ることができず、止むを得ずDVDを買ったものです。

私は、スペインのサグラダファミリアを見学したいと思っており、そこが舞台の一つになっていることも興味をそそりました。

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物語は、若い男女の出会い、気持ちの行き違いから生じる別れ、再会してからの復縁の順で描かれており、分かりやすいストーリー構成です。

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恋愛物で、主人公は男女一人ずつおり、特に、主人公の青年の行動は、とても好感が持てました。一方、早とちりをして勝手に腹を立て主人公から離れていく女性の態度には呆れました。世の中は、気が強くて自分勝手な、どうしようもない女性がいて、それに男性が悩まされるものです。私も幾度か体験済でしたので、青年にもっと相応しい女性が現れることを期待しながら、それではハッピーエンドにならないですから、何をきっかけに復縁するのかと想像を膨らませました。
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中盤に差し掛かると、恋バナの物語には不釣り合いとも感じる花火師役の男性が登場し、それが私にとって一番のお気に入りになっています。
彼は、頑固で男らしい生き様であるとともに、それとは反対に、過去に対する反省の気持ちを行動に出せない不器用なところがあります。その心が次第に解れていき、照れながらも優しさを表現できるように変化していきます。

この物語は、主人公の二人による恋愛のことよりも、この花火師の心の移り変わりが主題のように感じています。私は不覚にも花火師役の姿に対し涙を流してしまいました。その後、彼が出演するドラマをチェックするようになり、いつも楽しみにしています。

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ところで、私が若いころに描いた未来予想図は、木っ端みじんになりました。
その後、30年のときをかけて再び描いた未来予想図もダメみたいです。
やはりサグラダファミリアを一人で見に行くことになりそうです。

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