文句を言うだけの大人にならないで欲しいのです

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国の借金が多額になっていることは、ずっと前からの問題です。未だに解決の糸口も見えず、経済対策をスローガンに財政出動を継続しています。そんなこと、誰もが知っていて、事実から目を背けていると思います。
一方で、財源を確保するために消費税率を上げようとすると多くの国民が反発します。

台所を苦しめているのは平均寿命が伸びていることにも原因があると思います。現在、年金を受給されている方は、高齢になるほど少しずつ金額が高いようです。この方々の年金を新たに受給される方の金額まで下げるべきだと考えます。これから受給される方に設定されている金額が、この国において最低限の生活を営めると補償されたものなのですから、みんなで苦しみを分かち合いましょう。

先日、消費税増税案に対し「公務員をもっと減らすべきだ。税金の無駄遣いだ。それなのに国民に負担を強いるのは納得いかない」と40台の男性がテレビで叫んでいました。私は、こういうコメントを見ると「あなたが自分の力で問題を解決しようとせず、ただ文句を言っているのでは、あなたの存在も、あなたの言葉も、まさに無駄だ」と言いたくなります。
立派な意見をテレビカメラに向かって発言するのであれば、それなりに行動していただきたい。地域の中で、ゴミ拾い、高齢者や子どもたちへのサポート、公園の草刈りなど社会活動を積極的に行うと地方自治体の支出を抑制できます。国民一人ひとりの行動の積み重ねが、結果として国の台所を助けることに繋がります。
聞くところによると、最近は、PTA活動に参加しない親が多いと聞きます。子どもは親を見て育つと言われます。誰かが負わなければならない仕事を背負う恰好良い姿を子どもに見せてあげて欲しいと思います。

公務員を減らすという点も引っ掛かります。これまでも公務員による事件や事故が起きています。公務員を減らすと、公共サービスが低下し、今よりも不安になることが増えると私は感じています。公務員のどの部分を削ることができると考えているのか、具体的に教えて欲しいです。議員を減らすという考えを聞くことがありますが、私は、議論や提案を増やすべきだと思っていますので、議論や提案を減らしてしまう議員数削減案にも反対します。

私たちの世代は、次代に情けないものを沢山残してしまっています。
私は文句を言いたくありません。地域のためにできることは、これまでも取り組んできたと思っています。しかし、これ以上の活動することは体力的にも難しく、一線を退かなければなりません。

私には祈ることしか出来そうもありません。これからも文句を言わないよう生きていきたいと思っております。

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