新しい時代への新しい学びへの姿勢

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コラム

パンデミックの影響で働き方を変更せざるをえなくなった機に、日本の中の人々がスキルを磨こうとした。


とくに、デジタル関連のスキルを強化した人が多かった。
こうした学びの姿勢をもつことはきわめて重要な意味をもつ。


変化が激しい時代に人が可能性を開花させるためには、生涯学習が避けて通れないからだ。

オンライン学習の普及により、生涯にわたって学び続けることが昔よりも容易になったことも無視できない。

新型コロナの感染拡大が始まってほどなく、オンライン教育機関コーセラのジェフ・マッジョンガルダCEOは、私にこう語っている。

中国、日本、イタリアの受講者数が4倍以上に増えています。
大半が公衆衛生関連コースの受講者です」。


マッジョンカルダは、受講者が互いに助け合っていることに目を見張らされたという。


バーチャル授業にどのように臨んでいるかといったことに関して、情報交換が非常に活発におこなわれています。
新しいことを受け入れるための新しい姿勢が生まれているのです


このような新しい学びの姿勢は、生涯にわたり学習と探索をおこなうためのカギを握る可能性がある。

アンドリューも指摘しているように、この胸躍る時代に新しい生き方を形づくりたければ、
自分の未来に投資しなくてはならない。

今回のパンデミックのなかで、多くの人がそうした投資をおこない、デジタルスキルの習得に取り組んだり、オンライン学習をおこなったりした。
このような学習の習慣を探索の人生の土台にしてほしいと思う。


感染拡大が始まってすぐに私たちが気付かされたのは、それまで考えていた以上に、人との結びつきが人生で重要な意味をもっているということだった。
私の研究によると、パンデミックを経験して私たちが誰とどのように関わるかが変わりはじめている。


自宅で働く人が増えて、対面による会話よりバーチャルのやり取りが中心になり、多くの人は人的ネットワークの規模が小さくなったのだ。


バーチャルな働き方がもっと一般的になれば、人々が家族や地域コミュニティと関わる時間とゆとりがさらに拡大するかもしれない。


長時間通勤が不要になったとき、私たちの人付き合いの対象は、職場の同僚から、家族や地域コミュニティの仲間に変わる。


企業がさまざまな町に「オフィス・ハブ」を開設して、社員が本社オフィスではなく、近所のオフィス・ハブに出勤して働けるようになれば、こうした動きがいっそう後押しされるだれるだろう。
人類の歴史は、驚異的な進歩の歴史だった。


そうした進歩を力強く牽引してきたのが人間の発明の能力だ。
新型コロナの感染拡大により、その能力の真価が問われる状況が生まれている。
いま私たちは、生き方と働き方に関して100年に1度と言ってもいいくらいの大変革を経験しつつある。


これをきっかけにして、変化の激しい世界ですべての人が光輝ける未来をつくり出そう。


【LIFE SHIFT2】100年時代の行動ライフシフト2
戦略
アンドリュー・スコット
リンダ・グラットン


変革の多い時代には学びは欠かせません。
その学びを活かして、成長し貢献し、時間を豊かにしていく内面性に人生の重要な土台があります。


その土台つくりに欠かせないものとは、
それは好奇心と行動です。

変化は考えて思っていても何も変わりません。
行動して初めてわかります。

人生は旅のように選択肢が常に目の前にあるわけではありません、常にその選択肢に気づくか気づかないなのふた通りです。

学習と行動のサイクルを見直して、良い習慣を生み出してみませんか。
その習慣は未来のあなたを支え、人生を豊かにしてくれます。

読書はその気づきのキッカケになるトリガーです。読書を通して音楽を聞くように日常に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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