行政書士の私が教える「失敗しない契約書等作成の依頼先の見つけ方」

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法律・税務・士業全般
当ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。

早速、皆さんに「失敗しない契約書等作成の依頼先の見つけ方」をお伝えしたいのですが、前置きとして、今回の記事を書くに至った経緯を説明させてください。

当事務所は、ココナラにて「契約書等の作成」を出品したことがなかったのですが、他の業務を行う中、お客様のご要望を頂いたことをきっかけに、普段の当事務所で行っている「契約書等の作成」をココナラ上でも正式に出品することを決めました。

その際、他の出品内容を確認したところ、既に大変多くの方が「契約書等の作成」を出品していることを確認し(記載時の出品数411個)、驚いたと同時に、「これではどのサービスを購入するべきなのか迷ってしまうのではないか。」と思い、今回の記事を書くに至りました。

※あくまで私見に基づく内容ですので異論は多々あるかと思われますがご了承ください。

まず真っ先に考えられる要因は、「実績・値段・品質・相性」の4つでしょう。
しかし、「実績・値段」を客観的に確認することはできますが、「品質・相性」という要因を依頼する前の段階から把握することは困難でしょう。
また、事務所によっては相談料が発生するため、相談するにも尻込みしてしまうことも考えられます。

そのため、他の業務で既にお世話になったことがあり、信頼できる行政書士に心当たりがある方は、その身近な行政書士へお問い合わせするパターンが多いかと思われます。

それでは、今まで行政書士との面識がない方が契約書等の作成を依頼する場合はどうすればいいのかという話に移ります。

私がおすすめする方法は「その方が本来専門としている業務を確認し、依頼したい内容との関連性を見出すこと」です。

例えば、当事務所の場合は「入管業務」「離婚・婚姻」「著作権」を専門としているため、以下のような依頼をするのがよいと言えるでしょう。

「入管業務」 →雇用契約書(外国語翻訳含む)・外国機関に関連する書類
「離婚・婚姻」→金銭(養育費等)の支払い契約書、その他誓約書・示談書
        事実婚契約書・離縁協議書
「著作権」  →著作物利用許諾契約書・著作権譲渡契約書

その他、行政書士として、自ら「業務委託契約書」を作成して業務を行っておりますので、個人事業主・法人から「自社に合わせたオーダーメイドの業務委託契約書の作成を依頼したい。」という場合も当てはまるでしょう。

他にも例を挙げれば、
「不動産に関する書類であれば、宅建業関連を専門としている行政書士」・
「自動車に関する書類であれば、運送業関連を専門としている行政書士」等、各分野において実務を行っている行政書士であれば、単なる契約書等の作成に限らず、自分で調べてもよく分からない専門的な知識や関連知識が必要となる相談・コンサルティングも含めてスムーズに対応してもらえるでしょう。

結論をまとめますと、漠然と「契約書等の作成を依頼したいな。」と考え出品欄や見積もりを比べるのではなく、「○○を専門としている行政書士が契約書等の作成を出品していないだろうか。」と考え依頼先を探すことをおすすめします。

今回の投稿が皆さんにとって相性のよい行政書士と出会うきっかけになることができれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

※本記事は他サービスの品質を保証するものではありませんのでご了承ください。
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