「リワーク占い」組織ができること ①

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コラム
こんにちは
はたらく女性の心と身体の調和を応援する
カウンセリングサロン「いなはぁーと」のカウンセラー naomi です

この「リワーク占い」をサービスにしよう!と思ったきっかけは
人事部門へ異動したことがとても大きいです

そこで 考えたことです

「リワーク」の言葉に興味を持たれた方にとっても
ご経験あること のような気がしています


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人事部門の仕事は
今働いている職員のために
給料の支給 福利厚生 研修 などを担当し
職員の採用事務を行います


引き継ぎで知ったのですが

震災でシステムが止まっても
職員の生活を守り 安心して働けるように
一度も遅れず 給料日に支給してきたそうです

また残業手当も 非常事態として新たに内部規定を設け 
職員に還元されるよう配慮をしていたそうです


私も それぞれの部署が働きやすい職場環境を作れるように
また 全国から集まった応援職員が 気持ち良く働くことができるように
部署内で解決できないことは 人事部門で行っていく気持ちで
新たな環境で仕事に向き合っていこうと決意したのですが

その思いは あっけなく崩れ去りました


まず 配属されたメンバーが 私を含め3名で
全員同時異動 かつ 誰も人事部門の経験がなく
うち1名が 新規採用職員でした

最初の1ヶ月は 前任者に何をすれば良いか
とにかく聞いて聞いて でもわからず また聞いて
そのうち聞いてもわからないので 聞けなくなってしまいました

わからない中で 他の2名の仕事の進捗を確認しながら
本当にこれで良いのだろうかと思い悩む日々でした


人事異動は 極めてストレス度の高い事案です



そして震災業務は やはり特殊でした

震災で亡くなった職員のご家族と
公務災害の手続きをするために書類をやりとりする業務がありました

ほとんどは前任者が完了させてくださったので
結果待ちの方の対応でしたが
ご自宅で 遺影に手を合わせて それから話をすると
その職員の話になるんですね

ご家族やご友人の話に 亡き職員の知らなかった一面を知り
「止まってしまった時間」に 連れていかれる感覚を覚えました


それは 私にとって
慌ただしい現実に戻りたくなくなる 怖さ のようで
抗っても無理やり戻される 大きなうねり のような
感じてしまっては 簡単に抜け出せない 仕事に支障が出てしまう
そんな思いが伴う感覚でした

身体が知っている
今 味わってはいけない感覚

絶望という感覚に 近いのかもしれません



この時期 現実の職場では
人事異動をする度に 職場に来れなくなる職員が出ていました

仕事に穴が空き やむを得ずまた異動内示をだす
そんな悪循環に陥ってしまったのです


終わりの見えない震災業務は
これまで行ってこれた通常業務に覆い被さるように侵食していき
仕事が終わった後の疲労感までもが 心身に粘っこくくっ付いて剥がれず
震災を体験した私たちのストレス耐性を奪っていったように感じました


それから 私は
「どうすれば不調者を防ぐことができるか」
真剣に考えるようになりました

(続きます)




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