「リワーク占い」はじめました ③

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コラム
こんにちは
はたらく女性の心と身体の調和を応援する
カウンセリングサロン「いなはぁーと」のカウンセラー naomi です

この「リワーク占い」をサービスにしよう!と思ったきっかけについて
続けます


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この後 職員は 応援に来た県内外からの保健師さんの力を借り
全員が健康チェックを行いました

積極的に休日をとるよう予定を調整したり
仕事以外の話も積極的にするようになりました
亡くなった職員に線香をあげに行く職員も出てきました

周りが少しずつ落ち着いてきた頃
ちょっとした仕事上の衝突から 休職する職員が増え出しました

ストレスの限界値を超えてしまっていたのでしょう

それでも町の復興は まだまだ見えていない状況でした

・・・・・・

私は 震災という経験から

・どう足掻いても何もできないことがあること
・自分を犠牲にして仕事をし続けることが最善策ではないこと

を知りました

これを知らずに「やらなければ」という使命感だけで頑張ってしまうと
心身に不調をきたしてしまうことがあり
結果として仕事に影響を与えてしまうのではないでしょうか

そしてこの震災は 終わりが見えない仕事でした
どんなに頑張っても いつ終わるかわからないのです



・・・・・


私たちの町役場は犠牲になった職員が多かったので
震災直後の4月1日は 大規模な人事異動がありました

それ以降も 他県の応援職員や 企業からの職員の受け入れなど
新規採用者も含めて 積極的に受入・採用していきました

それでも 対応すべきことの多さと困難さ
そして
人が変わるごとに行われる引き継ぎに
どの部署も 悲鳴をあげていました


人事を担う総務部門は 他の部署の配置を優先した結果
震災前よりも少ない人数になりました

そのような中 
私は 人事部門への配属を命じられたのでした


ここでの業務が
私の人生を大きく変えたと言っても過言ではありません


そしてまた 
この「リワーク占い」につながる
様々な体験をすることになったのでした

(「リワーク占い」はじめました 終わり)



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