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今回は、『企業成長には人材育成が欠かせない』について、分かりやすく解釈していきます。
最後までお読み頂けると幸いです。
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1.設備投資から人材育成へ
コロナウイルス感染症の発生から、既に2年近い月日が過ぎようとしています。
コロナ禍という不測の事態は私たちの生活やビジネスを取り巻く環境を大きく変化させてきています。
在宅勤務やリモートワークという新しい業務のカタチが定着し、外出時はマスクの着用が当たり前の日常の風景となりましたね。
コロナ禍を経て、出社する社員が減り会議や打合せなどもリモートワークが多くなると、改めて職場コミュニケーションや人材育成をどうするかに関心が集まってきています。
在宅勤務やリモートワークでは、一人ひとりの仕事に対する取組み方や自己管理の重要性が高くなってきています。
改めて企業における人材育成の大切さがクローズアップされてきています。
2.製造業にとって設備投資は欠かせない
リーマンショックで一気に落ち込んだ国内製造業の設備投資も、その後の景気回復期を通じてコロナ前には4兆円レベルにまで上昇してきました。
ところが、ここに至って短絡的な業績確保のため「人づくり」を忘れ、設備投資だけに邁進してきた企業の弱体化が鮮明になってきています。
いくら優れたシステムや機械を導入しても、それに見合うノウハウや技術を持った人材を育てていなければ「宝の持ち腐れ」になってしまうからです。
コロナ禍からの回復期にある今、改めて新しいビジネス変化に適応できる人材育成や能力開発のニーズが高まっています。
人材を「人財」(人を財産)にするか、「人罪」(人を厄介者)にするかは、あなたの会社の人材にたいする取り組み一つです。
ブラック企業と言われる会社は、人をコストや物(歯車)の様に扱っており、社員の心情などは考えてくれない風土を持っています。
また、ホワイト企業と呼ばれる会社は、一人ひとりの存在価値を尊重し、たくさんのコミュニケーションが生まれて、経営者から新入社員までが、毎日楽しく・仲良く仕事しています。
3.「人」を重視に舵を切れ! 人材に投資する企業が増えている
製造業の業績も回復基調にあり、「こんな忙しい中で人材育成をする時間なんて確保できない」という声も聞かれるが、逆にコロナ禍を絶好の機会として、人材育成を強化する企業が増えているのも事実です。
この時期だからこそ足元を固めることが必要ではないと思いますが、
「言われたことしかやらない」「ものごとを考えない」「自主的に行動を起こさない」そんな人材に関する悩みを抱えている経営者・管理監督者は多いのは事実です。
けれど、よくよく考えたらその様な会社風土にしたのはだれの責任ですか?
新入社員を育てられていない会社側の責任だと私は思います。
仕事が出来ない社員を育てるのも会社組織の重要な仕事であり、その中の一環として、有力なのが、「5Sカイゼン活動」になるのです。
しかし、最も大切な経営資源は「人」であるのは言うまでもない事実です。
利益体質の儲かる企業になるには、その原点である人材育成への投資が必須条件です。
あなたの職場における価値創造の原点は「人」であり、人が変わらなければ何も変わらりません。
その仕掛けをどう打つか。今こそこれを考えて実行するチャンスになります。
経営者から新入社員までの「人」が意識を変えて成長すれば、経営結果は自ずとついてきます。
「企業は人なり」という格言は時代が移り変わりしても不変です。
そのポテンシャルにゴールはありません。
その力を覚醒させれば必ず活路を切り開くことができます。
4.まとめ
その信念をもとに、私はコンサルタントとして現場改革の支援をしています。
5Sカイゼン活動を通して、社員一人ひとりの意識を変えて生き生きと仕事が出来る職場にしていきませんか?
会社組織に対して不平不満ばかり言っていても何も変わりません。
コロナ禍によるマイナス要素だけを考えるのではなく、「禍を転じて福と為す」という発想で一緒に取り組んでいきましょう。
あなたの職場を変えていけるのは、あなた自身ですから。