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仕事をしていく上で、あなたは「探し物」をしたことは無いでしょうか?
実は「探し物」こそが時間を使う割りに生産性が0であり、会社組織からすると天敵になるのです。
この生産性を著しく下げる「探し物」を減らすためには、5S活動が必要不可欠になってくるのです。
《5S活動は仕事そのもの》
色々な職場を見てみると、「5S活動」を疎かにしている職場ほど、残業時間が多く、また事故・災害が多い傾向になります。
逆に5S活動が部門長を筆頭に率先垂範で取り組まれている組織では、コミュニケーションが活発であり、風通しもよく、ムリ・ムダ・ムラが省かれている状態となり、必要な時に使える状態で直ぐに取り出せるので、効率良く仕事が進むので、定時で帰宅することも出来ます。
アナタの職場は、どうでしょうか?
この5S活動は「知っている」だけでは、絶対に会社組織は変わりません。
あなたの小さな行動の積み重ねを変えていくことが重要になります。
1.5S活動で最初の「整理」不足で五割以上のムダを生む
工具箱からペンチ一つ取り出す際に数十種類の中からかぎ分けて探すのか、目の前にペンチが飾られている状態から取り出すのかを考えてみてください。
数十種類の中からかぎ分けた時になければ、現場を探し回る必要がでてくることも事実です。
また、周囲の作業者に聞いて回ると作業者の手も止めてしまいます。
工場・現場ではなく事務所でもA3のプリンター用紙が無くなった場合に、どこに何を置くのかが決まっていないと、先ずは自分が探し回り、見つけられなければ、誰かに聞くと、その人の手を止めるとこにつながります。
5S活動の基本はベテラン社員から新入社員まで全員が何がどこにあるのかが分かるのが必須です。
職場が散らかる要因としても「整理・整頓」で使ったものを使える状態で戻すことが社員一人ひとりが出来ていないと直ぐに散らかり、上記の様に探し回るムダ時間が増えるばかりです。
5S活動自体は何も難しいことをするのではなく、「当たり前のこと」を「当たり前に出来る」職場作りが重要になります。
2.あまり使わないモノの基準をみんなで決めよう
事務机の引き出しや書棚、現場の保管だな、工具箱などふたを開けてみるとよく使うモノとあまり使わないモノを一緒にはいいていないでしょうか?
モノの置き方のルールとして、頻繁に使う物は手前に置き、あまり出番がない物は離れた場所に置きます。
そうすることで、必要な時に必要なものが直ぐに取り出せる環境を作ることが重要です。
また、「たまに使う基準」について、モノとどこに置くのかを職場のメンバーで一緒に考えて決めていきましょう。
この「基準」というものには、正解が無く、人それぞれ、会社それぞれで決めればいいです。
決めた基準に対してやりにくいことが出れば、職場メンバー全員で再度検討・協議して決めなおせばいんです。
また、「滅多に使わないモノ」を近くに置いていると場所とってかさばるだけで、邪魔になるので、いま使わなければ捨てることも重要です。
捨てる時に「もったいない」「もしかしたら使うかもしれない」とは思わないことが重要であり、みんなで捨てるモノを決めてみんなで捨てると責任もみんなになるので、あきらめもつきやすくなります。
あなたの職場でもムダな作業・時間が絶対にあるので、気付くことが重要であり、意識してカイゼンしていくと職場風土が変わっていきます。
3.保管ルールを明確化しよう
あなたの職場でも数々の保管されているモノが次から次へと置き続けるとあなたの職場エリアは必ず枯渇します。
(ドラえもんの四次元ポケットが有れば別ですが)
限られたスペースでモノを保管するのであれば、『捨てる基準』を作り、定期的に捨てることで保管エリアが確保出来ます。
また、職場は倉庫ではなく仕事するスペースなので、1年間見ていない書類や部材で有れば、よっぽどな理由がない限り捨てても大丈夫です。
むしろ、捨てずに保管し続ける方が罪になります。
あんたの職場で不要なものが仕事する重要なスペースにほこりかぶって保管されているものが無いか見渡してみてください。
人の深層心理として、物陰などに隠したがるので、安全パトロールを活用し、職場の物陰に重点的に確認することで、表面はキレイでも物陰に散らかっている部分を変えていく必要があります。
アナタの職場でも5Sカイゼン活動を推進し、ムリ・ムダ・ムラを徹底的に排除し、本来すべき仕事を定時間内で終わらせて帰ることを少しずつでいいので、意識して変えていきましょう。
この意識して行動することであなたの職場風土は少しずつですが、変わっていきますよ。
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