トヨタでは『ムダ』を徹底的に排除している

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数あるブログからご覧いただきありがとうございます。

今回は、「トヨタでは『ムダ』を徹底的に排除している」について、ブログを書いていきますので、5S活動の重要性を熟知している方は最後までお読みください。

日本一の企業であるトヨタ自動車では、以下のムダに対して徹底的に排除することにより、余分な時間・費用を使うことなく、本来の生産業務する時間を確保することで、成り立っています。

1.「ムダ」に対する考え方


「トヨタだから出来るんでしょ!?」という声が聞こえてきますが、トヨタで行われていることはたんじゅんに5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ」を繰り返し行っているだけになります。

《5Sとは!?》

トヨタの5Sカイゼン活動での片付け術と言えば日本のみならず既に世界中に浸透している「哲学」と言っても過言ではありません。

「いかに仕事を効率化してムダを省くか…」という部分に着目しており、トヨタではムダを徹底して排除しているんです。

2.「ムダ」が無くなると起こること。


(1)安全な職場になる。

単独的なカイゼン活動ではなく、組織ぐるみで取り組みされており、特に製造の現場においては仕事の効率化以上に片付けが大切な理由があります。

それは「労働災害の防止」です。

物が散らかっていたり、掃除が行き届いていなかったりすると作業者が現場を歩行する際にケガにつながりやすくなります。

ヒヤリハットから「整理・整頓がどれほど重要か」を身をもって感じた方もいらっしゃるかと思います。

現場にモノが散乱していると、心情的にも近道行為を誘発してしまい、
社内においてもそれは同じこと。

事務所や現場が散らかっていたら予期せぬところでつまずいてしまうかも知れませんし、床が濡れたまま放置されていたらすべって転倒するおそれもあります。

少しでも安全に、そしてムダなく効率的に仕事をこなすためにも社内は常に片付いた状態を保つ必要があります。

(2)品質不具合がなくなる。

ボルトの締め付ける作業が有った場合、ボルトが散らかっていると、製品の中に混入したり、ボルトが入っていない状態で次の工程に流れてしまい、不具合を流出させてしまいます。

そうならない為にも必要なモノを必要な数量しか作業場に置かなければ、自分の工程の中で直ぐに分かるため、最小限の労力で高品質なモノをお客様に納めることが出来ます。

(3)生産性が向上する。

本来生産工程でしなくてもいい「ムダ作業」を減らすことで、上記の品質不具合防止が図られることもありますが、一番は生産に直結する作業、生産に付随する作業に自分の時間が注力出来るようになります。

ムダな作業をする時間を減らすことによって、残業しなくても良くなり、早く帰ることが出来ます。

あなたが残業しているのも、ムダな小さな作業が積み重なって何十時間も残業している羽目になっていることに気付くはずです。

3.まとめ


あなたの仕事でムダを徹底的に排除すると本来すべき作業のみとなり、残業が山のように有る人でも「ムダを見つけて取り除く」ことで、早く帰ることが出来る様になります。

ムダな作業を職場メンバー全員で意見を出し合い、一つずつカイゼンしていきましょう。

ムダを無くすことであなたのワークライフバランスも確保出来て、生産性が向上するので、一石二鳥です。

後は「やるか」「やらないか」はあなた次第です。

もっと、相談・ムダを徹底的に排除したい場合は下記を参照ください。

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