傾聴において大切だと思うこと。

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コラム
こんばんは。精神科作業療法士という仕事に就き、これまでも何十人という方の話を聴き、さまざまな生活に触れてきました。
作業療法士になったばかりの頃は目の前にいる方の心情や訴えがなかなか聞き出すことができなくて日々悩んでいたなぁと思う今日この頃です。そんな私も作業療法士として働いて10年が経ち、今ではありがたいことに「話を聴いてください」と依頼を頂くほどに。今日もたくさんの方の思いに触れてきました。

日々いろいろなことがヒトの生活には起こります。楽しいこと、悲しいこと、辛いこと、嬉しいこと…いろいろなモノやコトが混ざり合って「生活」になっていく―。
喜びは一緒になって喜びたい、悩みは同じ目線で解決策を考えたい、悲しさや辛さは少しでも共有して楽になってほしい、一人で抱え込むよりもよりプラスになったら良いな。そんな思いで日々関わっています。

そんな私が「傾聴」において大切だと思うこと、それは「相手の気持ちを丁寧に受け止めること」です。面談は互いの意見のすり合わせ。目の前のクライアントの意見が自分とが異なることもよくあることですが、良いか悪いかは関係なくまずは「~と思っているのですね」「それはつらいですね」「そんなことがあったのですか、大変でしたね」と相手の話に共感を示すこと。繰り返したり、相手の気持ちを言葉に表すことで、話を聴いてもらったという安心感を得ることがとても大切なことだと考えています。
専門用語やスキルを身に付けることも大切ですが、まずは目の前でお話している方が発する言葉や表現に関心を持ち、丁寧に耳を傾けることがとても大切だなと改めて思いました。

本日0時まで待機しています。ちょっとでいいから話がしたいな。
気軽にご利用ください(*^-^*)
皆様、本日もお疲れ様でした。


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