就職留年と就職浪人の違い

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コラム

本ブログでは、就活生の方に就職留年と就職浪人について解説しています。

就活に失敗して再チャレンジを考えている方は、リスクを正しく理解して頂きたいと思います。
結論
選考ではどちらも不利になりますが、特に「就職浪人」は大幅に不利になります。
リベンジするなら「就職留年」を選択しましょう。
リベンジ成功のためには、有識者を頼って、就活のやり方を変えましょう。


【前提】

ここでは「就職留年」か「就職浪人」の道を選択して「大手、大企業にリベンジ」することについて解説します。


はじめまして、就活アドバイザーBohe と申します。
数あるブログから、当ブログをご覧いただきまして、ありがとうございます。

自己紹介します
就活アドバイザーBohe.png



就活オワタ・・・

無い内定で持ち駒ゼロ・・・
内定はあるけど、全然納得できてない・・・

ツライですね。

大手、大企業の新卒エントリーは、5月にはほとんど〆切られます。
それ以降は、その企業は目指せません。納得内定は叶いません。
内定.png

※夏選考、秋選考はとんでもなく難易度が上がりますので、ここでは触れません。



大手、大企業にリベンジしたい!

しかしどーしても、どーーしても第一志望企業や大手、大企業に行きたいならば、来年に再チャレンジしよう!と考えるのも理解できます。

大手、大企業へのリベンジは、1年遠回りしてもそれだけの魅力が、個人的にはあると思います。
た・だ・し・「リベンジが成功したら」の話です。
実際にその道を選択する就活生は少なくありません。
その道とは、「就職留年」か「就職浪人」です。

しかし、「就職留年」と「就職浪人」にはハンデとリスクがあります。
そして、その程度は両者で大きく異なります。
これらを正しく理解した上で、今からの選択肢を決めて頂きたいと思います。



「就職留年」と「就職浪人」の違い

どちらも、就職に1年遠回りします。
その分、選考で不利になることに間違いありません。
しかし、不利の度合いが大きく異なるんです。

では、その違いを解説します。

まず、言葉の定義を確認しましょう。
就職留年は、大学を卒業しません。
「意図的に留年して就職活動を続ける人」です。
就活において、「新卒」の扱いです。

就職浪人は、大学を卒業します。
「卒業してからも就職活動を続ける人」です。
就活において、就職浪人は新卒ではなく「既卒」という扱いになります。
新卒.png



リスクを正しく理解しよう

この「新卒」と「既卒」がハンデとリスクの大きな違いです。
就職留年は「新卒」なので、新卒採用枠で応募ができます。
就職浪人は「既卒」なので、新卒採用枠に応募できない事があります。

既卒は中途採用枠となり、ライバルは「社会人経験がある」「仕事のスキルを持っている」転職組であり、その方と競うことになります。
これは、圧倒的に不利であることがわかりますね。

一方「就職留年」ならば、ライバルは新卒就活生ですので、不利の程度はまだ小さいのです。



就職浪人も新卒枠で応募できる?

いやいや、大企業は「卒業後3年以内の既卒者も『新卒枠』で募集してるやん」と思いましたか?
それは一部正しいです。

厚生労働省は「卒業後3年以内は新卒採用枠に応募できるようにすべき」と各企業に指導しています。
大企業は厚労省の指導を受け入れる傾向が強いので、新卒枠に「応募」できるケースは多いでしょう。

た・だ・し、できるのは『応募』ですよ。
そこからは、各企業の評価基準で「選考」されます。

では、既卒者の内定はどれだけ出ているのでしょうか。

少し古いですが、以下のデータが参考になります。
既卒者2.png
株式会社ディスコ 「2015年度・新卒採用に関する企業調査-内定動向調査」
2015年度で、既卒者(学卒未就職者)の応募を新卒枠で受け付けている企業は、14.2%+51.8%で66%ですね。
しかし、実際に既卒者に内定を出した企業は14%に留まります。
つまり応募出来る企業は多いが、実際の内定は非常に狭き門であることがわかります。



「就職浪人」は企業からどう評価されるか

就職浪人は「就活で失敗した人」と見られます。
単なる企業側のイメージなんですが、これがかなり厳しいハンデなのです。

大手、大企業には何千人もの新卒の応募者がいます。
その中には優秀な学生が、たくさんいます。
「就活で一度失敗した人」を、わざわざ採用する理由がありません。

浪人中によっぽど強い武器を身に着けれたら良いのですが、そんな時間はあるでしょうか。
卒業するころには翌年度のエントリーが始まりますよ。



「留年」はさほどマイナス視されません

1年までなら、ですけどね。

マイナス視されない理由は、留年は「学業での失敗」だからです。
企業は、学業をあまり重視しません。
選考では、人柄とポテンシャル、コミュ力を重視しているからです。

※面接で留年の理由を聞かれるでしょうが、「就活の失敗です」とバカ正直に答えてはいけませんよw

留年と浪人、同じ1年の遠回りでも、ここが大きな違いなのです。
ぜひ理解して下さい。



就職浪人の他のリスク

大手、大企業には「新卒枠」で挑むとして、また落選する可能性もあります。
よって、滑り止めとして中堅、中小企業も受けることを考えますね。

上にも書きましたが、既卒者を新卒枠で受け付ける企業もありますが、受け付けない企業もたくさんあります。
その場合、既卒は中途採用枠での応募になるのでしたね。
中途採用枠で応募した場合の難易度は、上で述べた通りです。

新卒ならば滑り止めレベルだったはずの企業が、既卒では滑り止めになりません。
新卒チケットがいかに貴重なものだったのか、実感しませんか?
チケット.png



ここまでのまとめ

「就職留年」と「就職浪人」はどちらも選考で不利になります。
しかし、「就職浪人」は大幅に不利になります。
リベンジするならば、「就職留年」を選択しましょう。

このことは、こちらのブログにも記載しています。ご一読下さい。


就職留年でリベンジ成功させるには

就活のやり方を変えましょう。
一度就活で失敗している方は、そのままでは翌年も同じ結果になることでしょう。

受験の失敗ならば、浪人して知識を増やすことでクリア出来るかもしれません。
しかし就活の失敗は、多くの場合「その方向性」が間違っていることが原因です。

間違った方向性で努力しても、就活レベルは上がりません。
そこが受験と就活の違うところです。

正しい方向性を知って、リベンジ就活に挑みましょう。
方向性.png



正しい方向性を知るためには

結論
それは有識者を頼ることです。
有識者.png

有識者を頼ることについては、以下のブログにまとめてあります。
ぜひ御覧ください。



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気づき2.png

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さいごに

リベンジは、一人では成功しません。
あなたに合った「勝ち方」を学んで、就活に勝ちましょう!

勝ち方.png

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※私のサービスは、お金儲けが目的ではありません。
 私は、就活塾や就職エージェントではありません。
 企業の斡旋は、一切行いません。

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