年代関係なく「死」についての考えを。『DEATH 死とは何か』(イェール大学 シェリー・ケーガン 文嚮社)

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本投稿は3分でお読みいただけます。

今回は「死生観」についての気づきを得ました。
2022年は3月3日(木)現在、25冊の本を読了しています。
本書は今年読んだ本の中で一番気づきが多かった本でした。
読んだうえでの自らの「死と生」についての考えを書いていきます。
本書の要約ではございません。あくまで当事者意識を持って読んだうえでの「気づき」となります。

※速読術は一切は使わない、私の読書法については下記をご確認ください。

1.自分にとっての「死」とは

✓大切な人と同じ次元で感情・経験を共有できなくなること
✓直接giveすることができない・コミュができない。
⇒怖くはないけれど、寂しい・悲しい

2.人生の目標を設定する際には、常にgoal(死)を念頭に置くべき

✓死は必ず行き着くもの。
Ex.部活も引退時期は必ず来る/ポイントカードにも有効期限がある。原理原則は同じだと感じています。
⇒必ずくるgoalを見据えて人生を形作る必要あり。自分なりの死生観を問い続けていた方が一つ一つの行動に意味付けしやすいはず。

3.意味付けして、主体的に生きる。そのためのマインドセット・決断・考動をする。(固定観念・先入観も捨てる。自分でファクトを集めて決める。)

✓死を境に生前知り合った人とは同じ次元で存在できない。
「周りの人にお世話になった」と感じているのであれば、
1.生きているうちにたくさん価値提供をする
2.自分の死後も大切な人たちの心を満たすようなモノ・コトを残す
3.負債・ネガティブ感情・選択肢を狭めるような考え方・生き方を伝達しない

シンプルに上記3点を意識しながら、1つ1つの物事に意味付けして生きること。結果的に自分の人生を主体的に生きることに繋がり、その姿を見た周りの人にも影響を与えることができるようになると考えます。

4.RPGと人生は根底は同じ?

✓自分で試行錯誤しつつ、色々な出会いをしてストーリーを紡いでいく。
カスタマイズ性100%なのが人生。変化を望もうが、その場に留まろうが、どちらも立派な決断。
✓一方で現状に不満・不安かつ、自分の将来について見通しが立てられないのであれば、少しずつ変化を求めるべきでは。大人であるならば、自分で自分の人生を組み立てることが真の自立なはず。(会社の通達1つで、行きたくない部署に行って心身へ負担をかけながら時間を投下するのは、個人的にはもったいないと感じています。働くとしても、自分でやりたいポジションに移ったり、自ら始めていけばよいのではないでしょうか。)
⇒人生において自主的に「バグ」を起こすことが必要
→実際に私は自らの人事のスキルを高めるために転職、自らで事業も始めました。

5.自分のgoal(死)について向き合うことで、周りの人の人生もリスペクトできるようになる。

人間だれしもがいつかは死を迎えますし、死別を経験します。
人生のgoal「死」に向かいながら、主体的に人生を歩む。
常に自分の中で「死」について考え、意味づけをしながら生きることで
自然と周りの方々の人生をリスペクトできるようになるのではないでしょうか。

私を含めた忙しい社会人の方々は、「死」について考える余裕はないかもしれませんが、そもそも目の前の仕事に取り組む意味も考えなければいけません。

私はコーチングのサービス(※)を対面で実施していた時、必ず「死」と「現在・今後の人生」を結びつけるようにお伝えをしてきました。主体的に人生を歩むために、お読みいただいた方もご自身なりの「死生観」を問い続けていただければ幸いです。

大変長文になりましたが、今回もご一読いただき誠にありがとうございました。

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