研修やワークショップで盛り上がる演習・ワーク~その5

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この記事では、キックオフや新たなプロジェクトを開始する時などに、全員が一度リセットして新たにスタートを切る準備をするための演習内容・ワーク内容としておすすめの『前を向くために過去の自分に花束を贈ろうワーク』をご紹介します。

前を向くために過去の自分に花束を贈ろうワーク

<使用シーン>

・新年度の始まり
・キックオフや新たなプロジェクトを開始する時
・組織変更した時

<推奨人数>

5~30名程度

<用意する物>

一輪の花×人数分、花瓶

<演習内容・ワーク内容>

このワークは元々、ネイティブアメリカンが対話する時に伝統的に使ってきたものです。話をする人が焚火の回りに集まり、1人1本の枝を持ち、話がおわったら木の枝を火にくべます。聞いている人は、その人の話に耳を傾けます。これを全員が繰り返すものです。
実際に、研修会場で火をくべるわけにはいかないので、花を代用します。
全員が一輪の花を持ち、一人ずつ話を終えたら、花瓶に花を挿していきます。そして最後に一つの花束を作り完成します。日本では、何か節目のイベントがあると良く花束を贈る文化があるので、これまでの仕事をひと段落させ、新たなスタートを切る時にはピッタリです。
・全員が円形になって立ちます。
・その中央に花瓶を置きます。
・全員に花を1輪配ります。
・新しく何かを始めるためには、これまでの物語をしっかりと終えることが大切です。そのためには、これまでの業務の中で最も印象に残っている出来事から、今だからこそ誰かに伝えたい「感謝」や、もっとこうしておけば良かった「後悔」を1人ずつ話します。
・話をする順番は、話す心の準備が出来た人からで良いです。
・話を聞く人は、静かに耳を傾けます。
・話が終わった人から、花を花瓶にさしていきます。
・この流れを全員が繰り返します。
・全員が終わったら、全員で拍手をします。

<フィードバック>

・一人ひとり経験して感じたことや思ったことについて話をすることで、様々なことがあったから今があるということを感じることが出来たと思う。
・新しく何かを始めるには、これまでを受け入れ終わらせることが大切。
嫌なことや辛かったことが多かった人は、一度ここでリセットして、前へ進もう。
・うまく行った人も、新たなチームや組織でまたうまく行かせるためにも、気分一新して進もう。

<ポイント>

・花束は目に入るところに飾っておくと、その時の気持ちを思い出せるツールにもなります。
・ただ、枯れた状態で放置をしておくと、気分一新したことが台無しに感じる人もいるので、枯れる前に片付けるなどの配慮も必要です。

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