あなたには夢や目標がありますか?
僕はどちらかと言えば
「別に大きな夢や目標なんて持っていなくてもいいだろう」
と思うタイプですが、
あるに越したことはないんだろうなと思います。
夢や目標があれば
それが頑張る源になりますし、達成するまでの過程は自身を成長させます。
しかし、
その過程で色んな困難にぶつかって
挫折を味わって…
そうやって心がすり減っていってしまうことがあるのも事実です。
そこで、
踏ん張ることが出来ればいいのかもしれませんが、そうもいかないこともあるでしょう。
頑張っているのに報われない…
自分の努力不足だ…
また諦めちゃった…
あー自分はだめなやつだなぁ…
色んな思いが頭の中を巡ることと思います。
夢や目標を持つことは大事なことですが、
持つことで心を病んで、自分のことを蔑んでしまうのはよくありません。
そこで本日は
「メンタルを安定させる目標の持ち方」
について話したいと思います。
まず、あなたの今持っている目標は、
「内在的目標」と「外因的目標」
どちらでしょうか?
●内在的目標
⇒ 自分の中で達成できるもの
(個人的成長や身体的健康など)
ex) 「5キロ痩せる!」
「毎日15分運動する」
●外因的目標
⇒ 周りの評価を必要とするもの
(外見の魅力や社会的承認など)
ex) 「会社で売り上げ1位をとる」
「憧れの人に好きになってもらう」
自分の今持っている夢や目標が、どちらに分類されるのか考えてみて下さい。
~外因的目標はメンタルを不安定にすることも…~
もしあなたの今持っている目標が外因的目標に分類されるのであれば、メンタルを安定させる上ではおすすめはできません。
なかなか目標が達成出来ずに、苦しんでしまう可能性が上がるでしょう。
例えば
「会社で昇進する」というような周りの評価を必要とする外因的目標は、
自分がいくら頑張ったところで、達成出来ない可能性があるからです。
自分よりもっと才能があったり、
上司に媚びるのが上手かったり、
もっと努力し結果を出している人がいれば、
自分が最大限の力を発揮しても叶うことがない場合もあります。
他人の評価は人それぞれで一貫性がない為、
あなたの努力をしっかりと評価してくれる人もいれば、
あなたの努力が何ひとつ評価されないこともあります。
故に、
どんなに頑張っても、いつまでたっても、
目標を叶えることが出来ず、心を振り回されることになってしまうのです。
~自己完結出来る目標を持とう~
一方で内在的目標は
他人の評価を必要としない為、自分の努力次第で達成することが出来ます。
例えば
「週に3回ジョギングをする」
という目標は周りの評価は必要になりません。
達成出来るか出来ないかは完全に自分次第です。
自分との戦いにはなりますが、周りの評価に左右されることはありません。
先ほどの「昇進する」という目標も
最終ゴールが「昇進する」ことだとしても、
そのために、
「毎日30分営業力をつけるための本を読む」
「リーダーシップについての勉強をする」
というような目標設定にすることで、
自分次第で達成できる自己完結が可能な目標となり、心を振り回されることも少なくなります。
目標を持つのは素敵なことです。
夢や目標に挫折はつきものですが
それが原因で自分を蔑むまでになってしまうのは非常に残念なことです。
他人の評価に左右されず、自分自身が努力をすれば達成できる目標をたてましょう。
以上、
「メンタルを安定させる目標の持ち方」
でした。