大阪杯は良馬場っぽいです~
今週末の大阪杯当日は、どうやら晴れ予報(雨が降ったらすみません)。
先日の記事で大阪杯はマイル重賞好走馬の期待値が高いけど、今年はそれが不在だからどうしよ~てきなお話しをしました。
その記事はこれです↓
てなわけで、ここでは、マイル重賞実績はないけど、相応のスピード指向の強いタイプは誰なんだい?てきなことをまとめていきます。
そもそも大阪杯はディープインパクトなレース
見出しの通り、そもそも、な話ですが、大阪杯はどんな馬場でも、どんなメンバー構成でも、とりあえずディープインパクト買っとけばOKみたいな傾向があります。
そして、逆にディープインパクトの血を持っていない人気馬は危険、というデータも。
2019年の大阪杯は、父か母父ディープインパクトの該当馬が1~4着までを独占。
この年は、ディープインパクトの血を持っていなかった単勝1番人気ブラストワンピースが6着、同じく持っていないペルシアンナイトが3人気11着。
重馬場開催の昨年も、父ディープインパクト系の該当馬が4着以内を独占。2着モズベッロは単勝68.8倍の大穴。
また、ディープインパクトの血を持っていないサリオスは3人気ながらも5着に敗戦。
ちなみに、G1昇格後の2017年以降の大阪杯は、全ての年で必ず1頭はディープインパクトの血を持つ馬が3着以内に好走。
この期間で馬券に絡んだ15頭中9頭もディープインパクトの血を持っていた馬、という共通項も。
G1昇格前の大阪杯も、キズナ、ラキシス、アンビシャスと、2014~2016年はディープインパクト産駒が3連勝。
このように、近年の大阪杯は、ディープインパクトか、それ以外か。てきなローランド的なノリも重要です。
ディープインパクトに更に速さが強化された馬
2000m戦ながらもマイル指向の強いレースだけに、ディープインパクトを持つ馬の中でも、更に速さが強化されたタイプが走りやすいのも特徴的。
過去5年の大阪杯で、父か母父ディープインパクト系で馬券に絡んだ9頭は、全馬が父か母父が米国型orキングマンボ系という共通項も。
難しい話は端折りますが、ディープの血を持ちながら、米国系、キングマンボ系の血を併せ持つ馬は、根幹寄りのスピードが強化された馬になりやすい、みたいな特徴があります。
レイパパレ、モズベッロ、コントレイル、ダノンキングリー、アルアイン、キセキ、ワグネリアン、ステファノス。
近年の大阪杯で好走したこれらの馬は、全馬が上記の血統傾向を満たします。
じゃあ今年はどの馬がイイん?
それでは、ここまでの流れを存分に活かした上で注目馬を炙り出してみます。
まず、父か母父ディープインパクト系で、尚且つ米国型orキングマンボ系と掛け合わされた馬、の該当馬。
アドマイヤハダル
ポタジェ
マカヒキ
レイパパレ
レッドジェネシス
5頭が残りました。
個人的には、すでに大阪杯の出走歴があるマカヒキ、レイパパレ。また、2000mG1で底を見せているポタジェ辺りは、あまりソソられません。
レッドジェネシスは、スタミナ指向の強い愛国牝系で、サドラーズウェルズの血を持つ馬。
不良馬場の神戸新聞杯で好走しているように、その戦歴からも欧州指向の強いキャラクターであることも明白なので、マイル指向の強い大阪杯は合わないというか、疑問符が残っちゃいます。
というわけで、別に狙ったわけでもなんでもないですが、結果的にアドマイヤハダル1択になりました。
アドマイヤハダルは、ロードカナロア×ディープインパクトの血統構成。
父は言わずと知れた世界最強の称号を得たスプリンター。
ディープインパクトにプラスαで、スピードの絶対値、といった大阪杯のコンセプトに合致するキャラです。
ロードカナロアもとんでもない時計で安田記念を勝ちましたし、近親スイープトウショウはマイルG1レースの連対実績馬。
アドマイヤハダル自身も、大阪杯と同舞台の若葉Sで1分59秒5の時計で圧勝したことや、2走前の白富士Sでは1分57秒6の時計で2着に好走したように、スピード指向の強い2000m戦の実績も十分です。
もちろん世間的には、エフフォーリア、ジャックドールの2強といった構図ですが、この2頭はディープインパクトの血を持たない馬。
個人的には、付け入る隙、みたいなものも割とあると思っちゃってます。
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