[重賞展望]大阪杯の傾向と平日推奨馬

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近5年傾向Pickup

・良馬場なら、スピード指向、特に近2走以内に1800m以下の重賞出走馬orG2以上のグレードレースで上がり順位3位以内の高速上がり実績を持つ馬が走る(良馬場開催の直近4年で3勝、4人気以下で複勝圏内に好走した6頭全馬も該当)

・良馬場なら、芝1600m重賞の実績馬も走る(良馬場開催の直近4年で6人気以下で複勝圏内に好走した3頭は全馬がマイル重賞で3着以内の好走歴を持っていた馬)

・良馬場なら、主流血統にプラスαでスピード指向の強い米国系やダンチヒ系、サクラバクシンオーなどの速い血を持つ馬が走る(良馬場開催の直近4年で全勝、6人気以下で複勝圏内に好走した3頭も全馬が該当)

・昨年のような道悪馬場なら、近走2200m以上出走馬、2200m以上の重賞好走実績馬(重馬場開催の昨年は2着3着馬が該当、2着馬は単勝68.8倍の大穴)

・昨年のような道悪馬場なら、父がディープインパクト系で母父米国型、特にストームバード、ヴァイスリージェント系などの米国ノーザンダンサー系(重馬場開催の昨年は該当馬がワンツー、ディープ系×米国系まで広げると4着以内を独占)

総括

2017年にグレード1競走に格上げ後、今年で6年目を迎えるG1大阪杯。

道悪開催の昨年を除く直近4年の大阪杯は、いわゆるスピード指向が顕著。

良馬場開催の直近4年の大阪杯で、当日単勝4番人気以下で複勝圏内に好走した6頭は、全馬が近2走以内に1800m以下の重賞出走馬orG2以上のグレードレースで上がり順位3位以内の高速上がり実績を持っていた馬という共通項。

一方で、重馬場開催の昨年は、近走2200m以上の長距離重賞に出走していた単勝68.8倍のモズベッロが、コントレイル、グランアレグリアなどを抑えて2着に激走。

また道悪開催の昨年も、良馬場でもポイントになる米国系の血を色濃く有する馬が上位独占と、天候によって変動する傾向、しない傾向などにも注意を払いたい一戦。

以上を踏まえて推奨馬は下記の通り。

推奨馬

アドマイヤハダル…前走の中山記念(中山芝1800m・G2)が上がり順位3番手の末脚で3着。前述の通り近走1800m以下の重賞出走馬、またG2以上のグレードレースで上位の上がりを使っている馬の期待値が高いレース。父が世界のスプリント王者ロードカナロアで、母父が日本の超主流系ディープインパクト。主流血統にプラスαでスピード指向の強い種牡馬の血を持つ馬も期待値の高いレース。近親スイープトウショウはマイルG1レースの連対実績馬。通常馬場を前提にスピード指向の強い牝系も有利。(※但し除外濃厚)

ヒシイグアス…前走の香港C(香2000m・G1)が道中最後方の位置取りから大外一気で僅差2着。正式なタイムは出ていないものの上位の上がりを使ったことは明らかな内容。前述の通り近年の大阪杯は、近走でグレードの高いレースで上位の上がりを使っている馬も有利。父は主流種牡馬のハーツクライ。母父Bernsteinは米国の快速型でダンチヒ系種牡馬。2018年の勝ち馬スワーヴリチャードも、近走芝G1で上位の上がりを使っていたハーツクライ産駒で、母父が米国の快速型Fappianoを経由するUnbridled's Songというキャラクター。

アリーヴォ…直近2走はともに1800mで上がり順位2番手以内の末脚を計測。父が主要のキングカメハメハ系ドゥラメンテ、母父がスピード指向の強い米国の名血ストームバード系のHarlan's Holidayと、概ねの買い条件を満たす1頭。道悪開催の昨年の当レースで2着に激走したモズベッロも母父Harlan's Holiday。ストームバード系は、タフな馬場になってもパフォーマンスの上下幅が少ないことでも知られる系統。

エフフォーリアジャックドール…どちらも近走G2以上のグレードレースで上がり順位3位以内の実績に該当。エフフォーリアはアドマイヤムーンなどを輩出したマイケイティーズの一族。ジャックドールは父系も母系もスピード型で、母父Unbridled's Songは前述した通りFappianoを経由する米国の超快速型。通常馬場を前提にどちらも近年の大阪杯のコンセプトに合致するキャラクター。但し、昨年のようなタフな馬場になった際は多少なりともパフォーマンスを落とす可能性も。

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