こんにちは、ノジーです。
商品開発、商品企画、営業担当、経営者の方であれば常々、他社の商品はなぜ売れているのか。というところが気になっていると思います。
今回は、あなたの競合他社の商品がなぜ売れているのかを紐解いていきます。
理由1:ターゲットを熟知している
結論から申し上げます。
競合他社の商品が次々売れているのは、ターゲットとなるユーザーのことを熟知しているからです。
こういうと、そんなのわかっている!と思われがちですが、他の会社はあなたが思っている以上にターゲットのことを調べており、その結果を商品開発や販売戦略に活かしています。
あるコンサルタントの先生から聞いた話なのですが、日用品メーカーのAは商品を企画、開発する際に同一カテゴリーの既存商品をターゲットとなる一般家庭のユーザーに無料で配布し、どういった感想を持つのか、どのような使い方をしているのかなど、ご自宅に伺って詳細までヒアリングしたそうです。
その結果、出来上がった商品は爆発的大ヒットを起こし、我々の生活に欠かせないものとなったというケースがあります。
インターネット検索で出てきた二次情報だけで判断せず、より細かく、気になったところはヒアリングしターゲットのことを知ることが、売れるための第一歩です。
理由2:競合商品の「弱点」を詳細に調べている
次に競合他社が行なっているのは、競合商品の徹底的な調査です。
商品を企画・開発する際、既存カテゴリーのものであれば、他社商品を見て、その商品の欠点を補完できる、「さらに良い商品」を企画・開発することが望ましいとされます。
そのため、競合となる商品を徹底調査しますが、競合他社はその調査に時間と費用をかけています。
例えば、実際に店舗に行き競合商品を手にとって使用感を感じてみたり、製品開発とは、リバースエンジニアリングという手法を使い、他社製品を分解し、仕組みを把握したりしています。
競合商品の調査は時間と労力がかかります。
しかし、ここで得た情報は商品開発にとってとても重要なものです。
ぜひしっかり行なっていただければと思います。
ちなみに私の方で「商品調査代行サービス」も行なっています。
もし、「やりたいけど時間がない!」など調査に憂いを感じていらっしゃる場合はお気軽にご相談ください。
理由3:自社内で完結させない
最後に、競合他社は販売する商品を自社内で完結させていないという点が挙げられます。
これは、開発最終段階に置けるテストマーケティング然り、第三者の意見を入れるということです。
自社内で商品の企画・開発、販売戦略を完結させてしまうと、認知バイアス(思い込み)で物事を進めてしまい、自社にとって都合の良い商品を販売してしまいがちです。
それを防ぐために、第三者の意見を踏まえ、商品をより良いものに、売り方をよりターゲットに寄せたものにしているのです。
ちなみに、ここでいう第三者とは、専門家の他にターゲットユーザー(専門知識なし)や他業種の商品企画・開発担当者の方などが挙げられます。
お近くでアドバイスいただけそうな方がいらっしゃれば、積極的に声をかけてみてください。
最後に
いかがでしたでしょうか。
ここまでのポイントを見てみると、既に行なっていること、まだできていないこと、様々な状況があるでしょう。
とはいえ、競合他社はこれらを行なっています。
自社の商品を競合他社と差別化するためにも、まずは上述のポイントを「どのように行うか」を検討し、主力となる商品の企画・開発、販売ができることを願っております。
お知らせ
ここまでお読みいただきありがとうございます。
最後に私ができる皆さんへのお手伝いについてお知らせをさせていただきます。
私は、主に消費財の新商品企画に関するご相談を承っております。
※得意は雑貨です。
企画実績としては、
・コーヒー関連器具の新アイデア企画
・傘の新アイデア企画
・食器関連の新アイデア企画などです。
また、BtoC向け商品の販売計画作成 / 競合商品リサーチのお手伝いもしております。
もし、あなたが今、商品の企画・開発に疑問や不安な点があればお気軽に無料相談ください。
相談はサービスページ右上の「見積もり相談」から可能です。
ご連絡お待ちしています。
ぜひご活用ください!