転校してきた謎だらけのモンスター親子

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みなさん、お疲れ様です。

私が小学校1年生の時
姉は6年生。

とても怖く
姉妹仲良く
過ごすなんて
考えられなかった。

一緒に登校したことも
ないし、学校ですれ違っても
話すどころか目も合わせて
くれない。

たまに自宅で話かけられても
緊張で上手く話せなかった。
(今では仲良しです)

七夕が近づき学校で短冊を
書くことになった。
【おねえちゃんが
 やさしくなりますように】
本気で願って書いた。

まさか体育館に
飾られるとは知らずに・・・・

その後の事は
思い出したくもない
美原ほなみです。

ちなみに長女ランは
中学校1年の時の短冊に
【頭がよくなりますように】
本人は書いたらしいが
頭の漢字が間違っていた。

今日は、そんなランが
小学校3年生の時に
出会った友達親子のお話。

2回に渡って書いていきます。

ランが通っている学校は
外国籍の子供や転校生が多い。

どうやら口コミで
外国籍や転校生に
優しい学校と高評価で
わざわざ学校近くに
引っ越し通ってくる家族も多い。

ラン3年生の2学期途中で
転校生が来た。

ずいぶん中途半端な
時期だなとは思ったが
どんな子が今度は来るのか
ランは楽しみにしていた。

3日ほど経つとランが
「転校生のさくらちゃんと
 仲良くなったから、今度
 家に連れて来てもいい?」
聞いてきた。

そして翌日さくらちゃんが
遊びに来た。

大人しそうな可愛らしい子で
2歳のルリの面倒も
よく見てくれた。

私「兄弟いるの?」

さ「一人っ子です」

私「この学校に来る前は
  遠くに住んでたの?」

すると地方~都内数か所を
言ってきた。

しかも後半は現在の住まいと
同じ区内ばかり。

少し疑問に思ったが、
私「お父さんのお仕事
  転勤が多いんだね」
すると首をかしげ??な
表情のさくらちゃん。

小学校3年生には
難しい質問だったかなと
思い話を終わらせた。

4時半になりお母さんが
お迎えに来るというので
外で待つことにした。

するとサザエさんに出てくる
フネさんの実写版のような
おばあちゃんが迎えにきた。

私が
「初めまして美原です。
 これからよろしく
 お願いします」と言うと
軽く頭を下げて一言も
しゃべらず帰って行った。

思わずランに
「おばあちゃん感じ悪いね。
 普通挨拶とお礼言わない?」
愚痴ってしまった。

するとランが
「あの人お母さんだよー
 ママひどい・・・
 ママの見た目が
 怖いからだよ」
言ってきた。

確かにフネさんも
カツオとワカメちゃん
2人の小学生の子供が
いるもんなー。

外見で判断はよくないなと
反省したが大人なんだから
いくら相手の見た目が怖くても
きちんと挨拶しろよと思った。
*私の見た目はそんなに
 怖くないはずです。

私「何でお母さんだって
  わかるの?」

ラ「だって毎日送り迎え
  してて、さくらちゃんが
  お母さんって言ってたから」

転校したばかりだから心配で
送迎してるんだなって思い
特に疑問に感じなかった。

さくらちゃんが転校してきて
2週間過ぎた頃からランが
「さくらちゃん性格が悪い」
「嘘つき」
「前の学校でも
 やばかったらしい」
言うようになっていた。

宇宙人なランは友達の悪口を
あまり言うタイプではない。

「ランちゃん嫌いだから
 遊ばない」って言われても

「今日はたまたま嫌いで
 明日は好きかも
 しれないから。
 そんな日もあるよねぇ」
全く気にしない。

そして本当に翌日はその子と
仲良く遊んで帰ってくる。

我が子ながらそういう所は
本当にすごいなと思っていた。

だからランがそこまで言うのが
珍しくて詳しく聞いてみた。

間違えてぶつかったり
手が当たっただけで
大袈裟にお母さんに言って
お母さんが学校に抗議。

まだ学校に慣れていないので
親切心で
「ここは違うよ。
 あっちだよ」と教えると
バカにされたとお母さんが
学校に抗議。

先生からも、ランを含め
さくらちゃんと仲良く
している子供達は
さくらちゃんに関する出来事は
どんな些細な事でも当日先生に
言うようにと言われていた。

心配する私に
ル「でも大丈夫!
  さくらちゃん
  最近みきちゃんと
  遊んでるからあまり
  話してない。

  でも、みきちゃんが
  少し可哀相。
  みきちゃん優しすぎて
  嫌って言えない子だから
  さくらちゃんの言いなりに
  なってるの。

  だから私とかおりちゃんで
  困ったら言ってね。
  助けるからって伝えてるの」

私「それは優しい事だけど
  それでランと
  かおりちゃんが
  悪者になるのは嫌だから
  先生やママに困った時は
  言うんだよ」

まさかそれが現実になるなんて
思いもしなかった。
2学期の終わり音楽会があった。

みんな上手に合唱・演奏をし
感動的な1日になった。

でもさくらちゃんの姿はなかった。

さくらちゃんは、お母さんが
怪我も心配だし娘のビデオ録画
写真撮影NGだから運動会
遠足にも行った事がないと
ランから聞いていた。

楽しい冬休みも終わり3学期。

ランも変わった様子も全くなく
毎日楽しく学校へ。

ある日、保護者の委員会が
あり学校へ。

終了し廊下に出ると
かおりちゃんのママが
私を出待ちしていた。

そして思わず大きな声が
出てしまったほどの
話をしてきた。

次回へ続く。
長くなってしまうので
申し訳ありません。

では~

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