遠足でみんながドン引きした親子

みなさん、お疲れ様です。

私はよく家族から

「信じられない」と

言われることが多い。

例えば

クイズ番組を見ていて

「正解はCMの後で」で

平気でチャンネルを

変えてしまう。

しかも、そのまま忘れて

正解がわからないなんて

事がしょっちゅう。

あと、２時間ドラマで

ＣＭ後やっと犯人が

わかるのに

「じゃぁ、私は寝ます」と

寝室に行っちゃうし。

映画でもクライマックスや

大迫力なシーンで爆睡

してしまう。

しかも、だいぶ寝てるのに

エンディングで誰よりも

大号泣できる。

もしかして我が家で宇宙人なのは

長女ランではなく私ではないかと

気づいてしまった美原ほなみです。

今日は、そんな私が

ドン引きし忘れることが

できない幼稚園の

親子遠足のお話。

ラン年長、ケイト年少。

その幼稚園では兄弟で

通ってる場合は

下の子のクラスで遠足の間

行動することになっていた。

なので私はランと

ケイトのクラスひよこ組で

動物公園を楽しむ事になった。

幸い年長、年少兄弟が

多かったのでランも私も

仲の良い友達親子がいて

くれて楽しく過ごしていた。

お昼は自由。

場所はクラスごとに決められ

なるべく親睦も兼ねて数組で

食べて下さいと先生から説明が

あった。

なので、お昼時間になると

パラパラと集まってきた。

私達は、仲の良い親子4組と

シートを敷いてお弁当を

食べようとしていた。

すると子供が泣き叫ぶ声が。

驚いて見るとお母さんに

引きずられこちらに

やってくる同じクラスの

カズキ君。

バス通園なのであまり

年少さんの親子と

交流がなかったが

カズキ親子の話は

送迎ママ達から聞いていた。

お母さんがママ友作りに

必死で園の入口で

手作りの名刺を配っている。

メールを交換した

優しいママ達は

子供の名前と顔を一致

させたいから子供の

写真を送ってくれとしつこく

連絡がきたらしい。

ケイトは入園してから

カズキ君に2回噛まれている。

1回目は背中に大きく

真っ黒な歯型の痣が

できたのと

2回目は指が赤くなった。

両方とも順番を抜かした

カズキ君を注意したら

やられたらしい。

ちなみに我が家の長女ランも

噛み癖があったので

噛み癖がある子供をもつ

親の気持ちはわかってるつもりだ。

だから噛んだカズキ君に対しては

年少だし仕方がないって思える。

でも怪我をさせてるのに親から

一言も謝罪がないのはなんだか

モヤっとしてしまう。

もちろん、謝罪があれば

「全然大丈夫よ～」って

言うつもりだった。

それにケイト以外にも

数人の男の子が

噛まれていた。

あるママが直接

「カズキ君に息子が

　噛まれたんだけど」と

言うと

「そうなんだよねー

　すぐ噛むんだよね」と

全く気にしてない様子。

先生もお母さんと会話が

噛みあわなくてと困っていた。

だから遠足でどんなママなのか

会えるのを楽しみにしていた。

なのに、泣き叫ぶ息子を

引きずってる姿が初対面に

なるなんて・・・

私の心のシャッターが閉まった。

カズキ君は泣き叫びながら

「まだ遊びたい」と言っている。

カズキ母は

「ダメ、お昼」と怒っている。

私が

「お弁当の時間は自由ですよ」

すると

「友達作らないと

　いけないから」と言って

カズキ君を押さえつけている。

その状況から友達作るのは大変だぞ。

友達にも選ぶ権利があるんだぞ。

周りにいた、ひよこ組親子はみんな

そう思ったはずだ。

そしてカズキ母は

「本当に悪い子ね。

　今からお仕置きよ」

そう言って、カズキ君を

四つん這いにさせて

お尻を叩き始めた。

「痛い痛い」と

泣き叫ぶカズキ君。

頑張って作ったお弁当が

喉を通らない。

子供達も唖然としている。

見かねた他のママが

一緒に食べようって

声を掛けて機嫌が

戻ったカズキ母。

誰よりもハイテンションで

お昼時間を楽しんでいた。

私達はいったい何を

見せられていたんだ。

せっかくの楽しい遠足が

台無しになった。

数日後、遠足写真がホールに

飾られた。

どのクラスもニコニコな

お昼の写真。

ひよこ組だけみんな

死んだ魚の目をしていた。

ある意味いい思い出だ。

では～

＊その後かずきママとお話する

　ようになりました。

　食べず嫌いはよくないですから。

　変わってるけど、なかなか

　面白いママでした。

　子供同士も幼稚園で仲良く遊べる

　ようになりました～