ガラス容器の中で植物を育てるパルダリウムにとって、ガラスの内側の汚れは手入れがとても難しいです。
【パルダリウム】
ガラスの汚れとは主に水垢と認知される白い雫跡のようなものです。この水垢の正体は、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル分がこびり付いたものです。
ガラスのコップやお風呂の鏡など、水滴が蒸発すると、ミネラル分が残ります。 それが少しずつ積み重なっていくと、白い水垢となるのです。 白い水垢に、さらに皮脂汚れや泥、せっけんカスなどが混ざると、茶色い水垢になります。
水道水をそのままパルダリウム内に霧吹きで吹きかけると、どれだけ気を使っていてもガラス面に水垢跡がついてしまいます。
しかし、このどうしようもない問題を解決する商品が存在します。それはパルダクリーンという黄色い粒上の薬剤です。
これは、陽イオン交換樹脂の働きで水に溶けたカルシウムやマグネシウムを取り除き、パルダリウムのガラス面への水垢の付着を抑える商品です。
霧吹きの容器にこの黄色い粒を入れてゆっくり揺らしてかき混ぜて1日置けば、水垢を残さない水の完成です。
キラキラと黄金に輝く美しい見た目も素敵です。写真の量で、2年くらい使えるそうです。(水道水のカルシウムやマグネシウムを溶かす効果が持続します)
家にパルダリウムを置いてから使い続けていますが、ガラス面の汚れが気になったことはほとんどありません。
よく見ると霧吹き上の液体栄養素だと思われる汚れがたまにありますが、これらの栄養を吹きかけるときにガラス面にパルダクリーン水を吹きかけるようにしてセットで使うようになってからはほとんど手入れいらずです。
ADAショップで購入ができるので、パルダリウムの購入と合わせて手に入れておくことをお勧めします。
また、市販の霧吹きボトルで使うと、粒が詰まってしまうので、専用の霧吹きボトルが必要になります。
今となっては美しいインテリアグリーンには必要不可欠な存在です。メンテナンスの手間も省けてより気軽にパルダリウムを楽しむことができます。
もちろん植物の健康に対しては影響がないので安心して使えます。
部屋の中で植物を楽しむことが趣味の方は、自作のパルダリウムを置くのもいいのではないでしょうか。鉢に植える一般的な観葉植物とは別の楽しさが感じられます。
気になった方はパルダリウムで検索すると美しい作品が見ることができるので是非見てみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。