失恋と執着の処方箋

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コラム
いつまでも忘れられない人
他の人とは違う特別だと感じる人

そんな人があなたはいますか?

恋愛がうまくいかないときには特に相手に執着してしまい、この人しかいない!!という錯覚に陥ってしまいます。

そして執着している限りは、恋愛であなたは「振り回される側」から抜け出すことが難しいです。
復縁したいときにもまずは執着を手放す必要があります。

しかし執着を手放そうと思ってもそれは簡単なことではないですよね。
スイッチのオンオフのように、気持ちをパッと切り替えられたらどんなに楽でしょうか。

まず相手に執着しているとき、
なぜ自分はその人に執着しているのか?ということを振り返ってみて下さい。

「好きだから忘れられない」と思うなら、相手のどこが好きなのでしょうか?
具体的に振り返ってみて下さい。

それは本当にその人からしか得られないものでしょうか。
それを一度冷静に考えてみて下さい。

もちろん好きな人の魅力的なところは特別に感じると思います。
ですがそれはその人からしか得られないものとは限りません。
それなのにその人に執着してしまうのはなぜなんだろうか?と少し自分の内側を見つめてみて下さい。

よくあるものは「この人しか自分を愛してくれない。この人を失ったら二度と自分を同じだけ好きになってくれる人はいない」というものです。
これはまったくの誤解ではありますが、多くの人が持っている恐れです。
まずはその自己否定感に向き合う必要があります。

そして執着しているときには「相手から愛されない」ということに悲嘆しているように感じますが、実際はそうではありません。

「相手から愛されない」から悲しいのではありません。
「自分がもう愛せない」から悲しいのです。
"自分の愛を受け取ってもらえない"ことに人は苦しみを感じるのです。

振られてしまったり、お別れを告げられたとき、「あなたの愛は受け取れない」と明確にお断りされることによって苦しみを覚えるのです。

だとすれば、あなたはたくさんの愛を持っている人になります。
まずはそんなに人を深くたくさん愛せた自分を労って下さい。
受け取ってもらえないことに苦しみがあったとしても、それだけの愛を持っていた自分を認めて下さい。
それがとても大事なことです。

そして振られてしまった自分を責めるのをやめましょう。
誰かと結ばれることや結ばれないことがあなたの価値になるのではありません。

相手に意識をずっと向けてる限りは執着は手放せません。
失恋は自分にとって多くの成長をもたらします。

苦しくて悲しいときには泣いてもいいし、落ち込んでも良いです。
でもちゃんと自分の愛を認めて労うこともして下さい。

今は特別だと感じる相手を忘れられないのもしょうがないことです。

新しい恋を始めるにしても、復縁をするにしても、このステップをきちんと受け止めることが未来の自分にとって重要なことです。

未来のあなたが笑顔で過ごせることを応援しております。


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