男女の自慰の認識のズレ

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コラム
男性と女性では物事への捉え方や意味づけが異なることが多々あります。

認識が違っていると、
同じ出来事でも感じ方が全く違うのですれ違いが生まれやすいです。

セックスのお悩み相談を女性から受けるとき、
よく聞くのが「パートナーの男性が、セックスはしないのに自慰行為はする」というお話です。

女性からすると、自慰行為をしてるのになぜ私とはセックスしないの?と思うのです。
これは女性がセックスと自慰は区別がない似た行為と認識しているためです。

しかしながら、
男性にとってセックスと自慰は全く違うものだったりします。

「え?(アダルト動画や性的な刺激に)興奮して射精してるのに、セックスと何が違うの?」
と女性は感じます。

男性にとって自慰は排泄行為であり、セックスとは区別される行為なのです。

また、セックスと自己価値をイコールにする女性も少なくありません。
セックスしてもらえない自分=女性として魅力がない自分
という認識を持つことが多いですが、このような認識は大きな誤解です。

そして、女性としての価値を高めるもらう(確認する)為にセックスをしようとすることも大きな落とし穴になります。

そういう女性の目に見えないプレッシャーを男性は感じ取って、余計にセックスを避けられるという事態に繋がります。

女性は自分の女性としての自己肯定感をセックスで埋めてもらおうとするのはやめたほうが良いです。
言葉にせずとも男性はそのエネルギーを察知し、荷が重いと感じるので、結果的に「セックスする気にならないな.....」と思うのです。
(これは男性も無意識で感じ取っていることなので男性自身もなぜこうなるのだろうと理解していません)

男性と女性では自慰やセックスに対して持っている認識が違います。
もちろん個人差はありますが、このような傾向を踏まえてパートナーと接していく中で俯瞰して事実を観測する姿勢を持つことは、より良いセックスライフにおいてとても役立つと思います。


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