あなたを不幸にするのはあなた

記事
学び
自分の人生は自分自身の選択によってつくられています。

誰かに何か言われたから
誰かに何かをされたから
親や友達や恋人や上司に何かをされたから

だからあなたが不幸になるわけではありません。
全て自己責任です。

と言うと、なんだか「自分が苦しいのは自分のせいって言いたいの?」と怒りや悲しみが湧いてきますよね。

端的に言えばそうなんですが、
もっと細かく言えば「あなたの考え方、価値観、観念によって、その状況に幸せや不幸のレッテルを自分で貼っている」ということです。

よく物事は捉え方次第と言いますが、
本当にそうだということです。

私が電話相談を受けるときに、
皆さん「正しさ」を求めてご相談をされてきます。

どうしたら良いのか?
どうするのが正解か?
これは正しいのか間違っているのか?
というご質問内容が非常に多いです。

しかしながら「正しさ」というのは立場によって変わるし、
もっと言えば考え方次第で変わるもの。
つまり「正しさ」というのは厳密に言えば存在しないようなものなのです。

だけど子供の頃から私たちは親や学校で教育を通して色々な「正解」「不正解」を刷り込まれていきます。
それは「常識」や「ルール」という形で当然のように誰もが持ってるものもあります。

そうやって大人になるについて、
「正しさ」にこだわるようになっていきます。

世の中には「〇〇すべき」「〇〇であらねばならない」が強くなり過ぎて、自分で自分を苦しめている人がたくさんいます。

例えば、
・男だから男らしくあらねばならない
・女だから女らしくあらねばならない
・お母さんだから子供のために我慢しなくちゃいけない
・親孝行すべき
・しんどくても会社を休んではいけない
・結婚しないと恥ずかしい
・恋人がいないと孤独である
・不倫してはいけない
・年相応の服装をしないなんてみっともない
・人に迷惑をかけてはいけない
......etc

例をあげたらキリがありません。

我慢してることが多い人というのは、
その我慢をしてない人を見ると猛烈に腹が立ちます。
そしてストレスをためて怒りを心の中で蓄積していきますが、さらに「怒ってはいけない」と自分を無意識に押し込めようとするので余計に腹が立つのです。

こういう人は不機嫌になりやすく、
自分で自分の機嫌を取ることが下手ですし、
心のどこかで誰かが自分の機嫌をとってくれるのを他人に期待しています。

これがダメと言いたいわけではありません。
私自身もこういう部分があるからわかりますが、
怒りを持ってるときは仕事も恋愛もコミュニケーションがうまくいかないことが多いです。

あなたが強く握りしめている「正しさ」という価値観や観念はなんですか?

それが自分を抑圧したり制限していませんか?

今の自分の価値観や観念の多くは親から引き継いでいます。
(親がいない人は、その役割をしていた保護者や周りの大人の価値観や観念を引き継いでます。)
そしてその親もまた、自分の親から引き継いでいます。

物事がうまくいかないときや苦しいときは、
価値観や観念によって自分で自分を生きづらくしていないかをチェックしてみて下さい。
あなたの持つ「正しさ」を平気で破って幸せに暮らしてる人達はたくさんいます。

もう必要のない価値観や観念は手放していきましょう。

「正しさ」を捨てた世界なんて、危なくない?と思う人もいると思います。

これはみんなが好き勝手やって
自己中心的に生きてくということではありません。
思いやりや気遣いは決して忘れてはいけません。
人を故意に傷付けたり、自分だけよければ良いという考え方はただのワガママです。

自分で自分を不幸にする「正しさ」は手放し、新しい価値観や観念をインストールしていきましょう。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す