自己肯定感について調べたり勉強してると
必ず出てくるのが
「自分を大切にする」というワードです。
私は長年これが上手くできなくて
"自分を大切にしたいけどできない"というモヤモヤを抱えてました。
本を読んだり
自愛についての発信を読むと
「自分にご褒美をあげよう」とか「自分を休ませてあげよう」とか
自分に優しく接しましょうということがよく書かれています。
それを読んで私も実践をしました。
好きなケーキを買ったり、体調が優れない日は休んだり、鏡に向かって「よく頑張ってるね。大好きだよ。」と言ったり。
でもやったところで全く心に響きませんでした。
それどころか全く効果がないモヤモヤと
しっくりこないことへの疑問が募るばかり....
「これが自分を大切にするってこと?」
「やればやるほど虚しい」
そう感じていました。
あなたも過去の私と同じような気持ちになっていませんか?
私のようなタイプの人にはこういったことはおすすめしません。
やっても意味ないからです。
もっと正確に言えば、
まだその段階ではないからです。
過去の私は自分を肯定するとか以前に、
自分を否定する自分が常に頭の中にドーンと居座っていました。
何をするにしてもいつもいつも否定的な声が頭を支配していて緊張感や罪悪感を感じていたのです。
この状態で自分を大切にする(真似)をしてみても
全然しっくりこないどころか、
否定的な声が余計に大きくなるばかりで心はザワザワとします。
ですので、
まずこういう人は"自己肯定"に取り組む前に、
"自己受容"つまり自分を否定しないことから取り組んで下さい。
自分を否定しないためには、
まずは自分を否定してる自分に気付くことです。
「ありのままの自分を認めましょう」ということは皆さんも至るところで聞いてる言葉だと思います。
でもこれを真に腑に落とすことは難しいことかもしれません。
正直私はこのことを本当に理解して腹落ちさせるのに3年くらいかかりました。
お金も時間もたくさん使ってようやく気付き、自己否定をやめることをジワジワと取り組み現在に至ります。
今も完全に自己否定しない自分になったわけではありません。
日々自分を見つめ直し整えることを習慣にしています。
「自分を大切にする」ということが難しいと感じる方は、
まずは自分を否定しないということからスタートしてみましょう。