2024年版(令和6/1/1改訂)教員採用試験の対策 ~面接準備 初めの一歩~

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コラム

【結論から】

教員採用試験の対策では、早い段階で面接準備を進めていくことが成功の鍵となります。
ただし、最初は教職教養や専門科目・全科などの時間配分を多くするほうがよいでしょう。
その中でも、ほんの少しずつ並行して面接準備を進めていくと、筆記対策ばかりから離れて気分転換になりますし、いざ筆記から2次対策に切り替えた時の準備がスムーズになります。
まずは、面接でよく聞かれることから「型」を用いて、回答の準備をしていきましょう。


【本文】

教職教養や一般教養、専門科目・全科などから対策をスタートする方が多いのは間違いありません。
賛成です。
そして、本番がだんだんと近づくにつれ、「面接も準備しないとなー」となっていくわけです。
もちろん、最初から少しずつ同時並行で進めている方もいらっしゃいます。
しかし、やっぱり1次試験の筆記試験科目が優先に感じてしまいますよね。

だからこそ、あえてお伝えします。
肩の力を抜いて、筆記対策とともにほんの少しずつ面接の準備をしていきましょう。
面接の準備をする際は、最初はそんなに気合いを入れる必要はありません。
その気合いは筆記系にまわして、面接準備は気分転換を兼ねて、ゆっくりと行っていくくらいの姿勢がよいでしょう。
ユウ自身、大学時代は先輩のアドバイスを受けてそのようにやっていました。

では、面接準備の方法です。
インターネットで「教員採用試験 面接 質問」と検索すれば、たくさんの質問例が出てきます。
まずは、そのサイトをお気に入り登録しましょう。

次に、Wordやメモなどのソフトやアプリを開いて、面接での質問例を写していきます。
手書きのノートより、上記のようなものを使用することをおすすめします。
なぜなら、自分なりの回答をいつでも簡単に書き直したり、後で質問の順番を自由に変更できたりするからです。
最終的には印刷して、電車の中でも、本番の試験会場でも読めるようにします。

質問の順番は王道なものから並べましょう。
「なぜ教師になりたいと思ったのですか」
「本自治体の教師をなぜ志望しましたか」
「あなたは教師を目指す上で、どんなことに取り組んできましたか」
などですね。
たくさんあります。

後半は自治体独自のものや、範囲が狭い質問です。
「○○県の教育における課題は何だと思いますか」
「○○市では『○○っ子の育成 ・・・・・』を進めていますが、知っていますか」
「最近あなたが読んだ本を教えてください。また、教育に関わるところがあれば、その感想も教えてください」
「プライベートではどんなふうにストレスを発散していますか」
「他の自治体にも応募していますか。全て合格した場合はどうする予定ですか」
このように様々あります。
そして、いざ本番に言われたら「こう答えたい!」という回答を書いていきます。

回答は以下のような「型」で作っていきましょう。

①「はい。」
面接ですので、コミュニケーションの流れを作るために返事は積極的にしましょう。
気持ち的にも「はい。」と言うことで、少し間をとって落ち着くことができます。

②「私は〜です(と考えます、を行います)。」など
簡潔に意見や実践方法などを述べます。
長々と言ってしまうと、話題がブレてしまう恐れがあったり、面接官に言いたいことが伝わりづらくなったりしてしまいます。
面接官の印象も悪くなりますね。

③「なぜなら(そして、そのために)、〜。」など
すでに述べた意見の理由や具体的な実践方法を補足します。
これも手短に、分かりやすく伝える必要があります。
細かすぎることは言わず、逆に面接官に「〜と言っていましたが、詳しく教えてください」と質問されることを狙いましょう。
こちら側に流れが来て、一気に説得力あることを述べていくことができます。

全てに関わる重要なポイントは「簡潔に・前向きに・具体的に」です。
長ったらしく、自信なさげで、抽象的かつ曖昧な回答は最悪です。

以上のように、少しずつ回答の「型」を作っていきます。
この作業は時間がかかるので、他の試験科目より少ない配分でやっていく分、早めに着実にやっていきましょう。
(試験まで時間がない場合は、弊社にご相談ください。)
急がず、焦らず、コツコツが肝心です。
他の科目対策を中心に進めながらも、ある程度はこれで準備ができていきます。

そして、いったん一通り書くことができたら、隙間時間を有効活用して、頭から戻って読み直します。
変な言い方はないか、自分の癖はどんなところか、くどくないか、など。
面接官になりきって、自分にダメ出しをしましょう。
そしてまた、回答をゆっくりと推敲していくことになります。

ちなみに、面接の「型」に関する内容を徹底的にパワーアップさせた、以下のブログも執筆しました。
今回のブログの続編かつ完全版となっています。
早めに準備して取りかかる方にとっては、面接対策を失敗しないようにする最初の基本方針として、あまり面接対策ができておらず焦っている方には、一気に楽をしてベースを得る方法として、ぜひご利用を検討していただきたいです。

最終的には、一度添削してもらうことが大切です。
ぜひ弊社にお任せください。
足りない部分を的確に補い、大きく合格に近づける自信があります。
また、面接の模擬演習も承っています。
「型」を作り終えたら、実際に受け答えする訓練を積むことが合格への近道です。
お気軽にお問い合わせください!


ユウ自身、自分で型をコツコツと作り、徹底的に推敲しました。
そして、自分なりに「完璧!」と思えるほどの仕上がりにして、あとは当日に向けて暗記していきました。
本番の面接では、非常に緊張したものの、終わった時には「きっと合格するだろう」と自信をもって面接室を退出した覚えがあります。
ぜひ皆さんも頑張ってください。


【結論】

教員採用試験の対策では、早い段階で面接準備を進めていくことが成功の鍵となります。
ただし、最初は教職教養や専門科目・全科などに比重をかけながら、面接準備をほんの少しずつ行っていく形がおすすめです。
上記のような流れで、面接でよく聞かれる質問から、一つ一つ「型」を用いながら回答の準備をしていきましょう。

ゆっくりと少しずつ推敲を重ね、完成したら一度添削を受けることをおすすめします。
もちろん、良い回答が思いつかない場合も弊社を頼ってください。
クライアント様に最適な回答案を一から作成します。
最終的には模擬演習にも挑戦し、本番に向けて準備をバッチリにすることが大切ですね。

このような相談も含めて、弊社は一生懸命にクライアント様のサポートをさせていただきます。
ぜひお気軽にお問い合わせください。

以上
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