でき太くん三澤のひとりごと 投稿 その18

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投稿 その18

こんにちは、三澤です。

今回はめずらしく何を書こうか迷っています。
なかなかテーマがきまりません。

たいていは配信の1時間くらい前にテーマが浮かび、そこから文章を書きはじめるのですが、今回はいっこうにテーマが浮かんできません。

こうなると、変な自問自答が私の中で始まります。

「すぐにテーマが浮かばないのは、何も問題意識を持っていないからだ」

「問題意識があれば、いくつでもすぐにテーマが浮かぶはずだ」

というような自問自答がはじまります。


問題意識はもちろんあります。


今の日本の教育において、「ああしたい、こうしたい」と思うことはたくさんあります。

その中で私ができる範囲で、私がこれまでのノウハウで実践できることは、ひとり一人の子どもの「スタートライン」から学習プログラムを構築することです。

そして、子どもたちに「自発吸収能力」の存在を伝えていくことです。


私たちには「自発吸収能力」という、教わらなくても「新しいこと」ができるようになる能力があります。

子どもはスマートフォンの説明書などなくても、自由自在に扱えるようになりますし、教室に通わなくてもワードやエクセルなどをそこそこ使えるようになってしまう子も少なくありません。まさにこれは「自発吸収能力」での学びです。(この「自発吸収能力」というのは私が作った造語ですので、辞書や教育書には載ってないです)


なぜこのことを伝えたいのかというと、その能力を意識的に使うことが、学習効果を最大限に引き出すポイントだからです。


私はこれまでの実践経験から、子どもが自分の自発吸収能力を使わないと、思うような学習成果は得られないということを数多く経験してきました。


学校で教わっていないものは「わからない」という
わからない問題があれば、いつも「わからない」といって援助を求める
教えてもらっていないことはできないと思い込んでいる


こういう姿勢で学習に臨んでいると、なかなか成果は得られません。
なぜなら、自分の自発吸収能力を使わずに、「できるようにしてもらうこと」、「わかるようにしてもらうこと」を待っているからです。


学校や塾、家庭教師のように「先生」というものが存在すると、この受け身的な姿勢が自然と生まれてきてしまい、自発吸収能力の発動を阻害することがあるということを、子どもたちには知っておいてほしいです。


学習の主人公は、自分自身です。

どのような教育機関を利用するにしても、まずは私たち自身が自分の自発吸収能力を使って、学びとっていこうとする姿勢が私たちの能力開発には必要なことなのです。


とはいえ、小学生にこのことを伝えていくのはなかなかむずかしいです。


「みさわっちの言っていることはむずかしくてわかりません」


こんなセリフを言われそうです。


そこで私たちでき太は「だったら教えなくてすむ教材を開発してしまえばいいじゃん❗️」という結論に至りました。

そうすれば、自発吸収能力とかむずかしいことを説明しなくても、子どもは自分で学習していくしかありませんから、体験から自発吸収能力の存在を感じることができます。

でも、この「教えなくてすむ教材」を作るのって、本当に大変でした。

子どもが、でき太のプリント1枚を5分ほどで消化してしまう様子をみると、うれしい反面、「それを開発するのに2時間はミーティングしてるんだよね。。。」という思いも出てきたりします。


ちょっと話が外れてしまいましたが、みなさんのお子さんは、日々でき太くんを学習していく中で、自分で読み、自分で考え、自分のちからで問題解決しています。「自発吸収能力」を使って学習をしています。

この日々のちょっとした「自発吸収能力」を使う経験が、必ずお子さんの将来に役立っていくものと思います。

この経験から、主体的な学びへとつながってくれたらと願っています。
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