「それをすると大変そう」は一旦忘れて考える

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ビジネス・マーケティング
仕事の進め方や問題の再発防止策を考えるとき、「本当はこう思っているんだけど、発言して採用されたら後が大変になるから(発言するのは)やめておこう」って思ったこと、ないでしょうか?

僕も若い頃にはよくありました。でも、それは、自分で自分の思考を制限し、(あるべき方向ではなく)楽な方向に持っていきたいというバイアスを(知らず知らずのうちに自分に対して)かけていることになります。そして、(自分では気づかれないと思っていても)他人には、その発言の真意(=心の中で思っていること)が意外と見透かされているものです。

チームのメンバーと進め方や再発防止策の議論をするときには、リーダーから、「(大変になったらなったで)どうやるかは後で一緒に考えよう。まずは、どうあるべきか・どうすべきかの議論をしよう。やり方は一番最後に、誰がいつどうやるのかを含めて現実的にできる方法を話し合う時間を設けるから、率直な意見を言ってもらいたい」と事あるごとに話してみてはいかがでしょうか。そのように、バイアスを取り除いてあげることを繰り返していると、いつの間にかチーム内にそれ(「それをすると大変そう」は一旦忘れて考える)が当たり前のこととして浸透していくのではないでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。
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