宗教団体は違えど、なんか似てる・・信仰家庭2世の苦悩
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コラム
日本のみならず、世界にも衝撃を与えた、安倍元総理の大事件。
あまりニュースは見ないのですが
犯人の事を少し耳にし、
なんか似てるな~と感じている今日この頃。。
※犯人の擁護をする気は全くありません
私の母も
私が小さい頃から新興宗教に入信していました。
なんか、色々やってたんですよね。
コロコロ変わってたような印象を持ってますが
いつの間にか今の宗教に落ち着いたようです。。
母親はとても熱心で
宗教団体へのお布施
バリバリの活動家
自己破産
を経て
今も元気に信仰しております。
子どもから見れば
自分が幸せになりたい、
楽になりたいが為に
一生懸命頑張ってるようにしか見えなったです。
活動を手伝う時だけ
やたら喜んだ母。
小学生の頃
家族総出で講演会へ車で向かう途中
私が具合悪くなったら
「行きたくないなら今ここで降りなさい!!」と激怒
薄暗い林道を走っている最中でのその言葉に
私は捨てられるんだと感じたのは
今でも覚えています。
母親が自己破産したのは
宗教団体へのお布施だけが原因ではありませんが
「うちにはお金がないのよ!ほら!!」と
見開き赤字で真っ赤な通帳を、目の前に突き出されました。
でもね・・
お金ないお金ないという
ほぼ呪詛に近い言葉は
母親の価値観で創り上げた世界なのだと、後々気づきました。
父親は実は稼いでいた事を
親戚の話から知りました。
その事を知ったのは
もう私が30過ぎのこと。
十分な収入があったはずなのに
親と子ども3人で
1人分のお弁当のおかずをつつく様な状態
(あくまでもイメージしやすい例えです)
清貧思想をどこまでも貫く母親でした。
父親が病気になり働けなくなった時
実家に帰った時に父親に言われた言葉は、今も一番の衝撃となって残っています。
年金をまとめてもらったそうで
その額は数百万。
そして父親から言われた事は
「あっちゃんごめんね~。
結婚祝いにいくらか渡そうと思ったんだけど
お母さんが全部使っちゃってさ~」
数百万は豪快にお布施されました。
現実にいるのですよ・・
生活を省みず、宗教にお布施する人間て。
私の母親は、立派な反面教師となってくれています。
よく行ってた施設(東京支部とか大阪支部みたいな感じ)では
「お布施しないと豊かになれないよ」と、よく言われていました。
「豊かさはお金だけじゃない」とも。
「何十年も宗教やってるのに
ちっとも豊かになんね~な~」と
父親がこぼしていたのもよく覚えています。
これが現実。
自分の幸せや、楽になるために
周りを不幸にする。省みない。
何十年も宗教やってて、
家はゴミ屋敷同然の不思議。
あくまでの私の経験談ですが
2世の苦悩は2世にしか分からない気がします。
こんな事書いていても
私は宗教自体は否定しません。
もうほとんどが形骸化してますけどね。
どんなに良い経典であっても
欲深い人間が都合の良い様に解釈するものです。
あと一つ。
どの政党も、票集めの為にどこかしらの宗教団体から支援は受けているものですよ。