校正実務講座を攻略!~終末試験編~

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こんにちは。
校正・校閲のサービスを出品中のみねパセリです。

これまで何回かに分けて校正実務講座の受講体験を綴ってきましたが、今回はついに最後の課題、終末試験に挑戦です。

6ヶ月以内の修了はギリギリ

終末試験は第6単元の答案返却時に届きます。
公式HPによると、毎月1単元消化して「受講期間の目安は6ヶ月」となっています。
しかし、この終末試験のせいで実際の課題は7つあること、7つ目は第6単元報告課題の提出後に届くこと、報告課題は毎月15日発送であること、採点や郵送の期間もかかることなどを考えると、本当に6ヶ月以内に修了するのは結構厳しいです。
まあ、3ヶ月は無料で延長できるので、実質的な受講期間は9ヶ月あるんですけどね。
私は6ヶ月+3日で修了したので、ギリギリオーバーでした!

レポート課題がある

終末試験には原稿用紙が同封されています。
 ①学んだことをどう生かすか
 ②学習から得たこと
 ③今後希望する講座
 ④講座や指導についての感想
からテーマを1つ選んで、800~1200字のレポートを出さなければなりません(タイピング原稿可)。
なお、なぜか原稿用紙が1080字分しかないので、1200字書くとあふれます。
レポートには講評も得点もありませんが、未提出だとやっぱり修了できないのかな?

私は④を選んで、まあまあけちょんけちょんに書きました(笑) 内容はほぼこちらの記事です。
で、後で下書きを見直したら、痛恨の誤字! 久しぶりに手で書くとダメですねぇ。
それでも修了できたので、ノーミスだったり媚びたり綺麗事を書いたりする必要はないみたいです。

総まとめで難易度やや高

終末試験の内容はいつも通り引き合わせ校正と素読み校正です。
課題文は読みにくい文章であることに加え、事実確認をやろうと思ったらかなり手間がかかります。
私は原典について引っかかるところがあったものの、これまでの感じからこの講座はそこまで求めないだろうと判断し、ネット検索で済ませちゃいました。
返却された答案では、原典に関する疑問は安定の全スルーだったので、ガチ調査しなくて良かったです!(いや、本当に良いのかな?)

まさにこれまでの総まとめという感じなので、今までにどんな出題があったか、自分はどこを見落としたか、思い出しながら取り組みましょう。


初のまともな添削

上記のように私、レポートに指導の不満を結構書いたんですよね。
細かい採点の根拠は不明、疑問出しは毎回スルー、講評は「この調子で頑張りましょう」ばっかり、しかもたまに先生が言葉遣いを間違ってる……「懇切丁寧な個別指導」って言いながらこれってどうなの、と。

それが効いたのかは分かりませんが、最後の課題にしてやっと多少は納得できる添削が返ってきました。
ここに気付いてえらいとか、この疑問出しは不適切だとか、辞書にはこの用法も載ってるからいきなり赤を入れちゃダメとか、余白に色々書かれ、補足説明の紙も挟んでありました。
とてもためになりました……って、いやいや、第1単元から全部これぐらいやってよ!

合格できれば修了!

終末試験も60点以上で合格で、答案返却時に修了証書がもらえます。
これであなたも立派な修了生。
あ、まだ「校正士」ではありませんよ。間違わないように。
ひとまず校正実務講座はここで全ておしまいです。お疲れ様でした!

しかし、「校正実務講座を攻略!」はもうちょっと続きます。
修了後に仕事はもらえるの? 校正士認定試験に合格するコツは? など、まだまだ気になることはあると思うので。


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