第9回ルドルフのなるほどthe・社会の窓際

記事
学び
あのお面です

こんにちは
豪雪でしたね?交通網が乱れに乱れて大変だったようですね・・
雪なんかが永遠に降り続けていたらかなり生活ピンチになりますよね。
今でこそ基本的には家がちゃんとあって、暖房設備も揃ったりして何とかこなせますが、それが普及するまではちょっとの天候の変化も死活問題になりえたわけです。
今でも国内で毎年必ずと言っていいほど雪かきで誰かが亡くなりますね。
これは雪に限った話ではないですが、雨が降りすぎても困るし、降らなくても困る。
こればかりは人の手が及ばない領域ですね。
もちろん、昨今エネルギー問題があるのでその点は人災ともいえる部分も多いのではないかと思いますが・・

さて、日本の場合、そういった人の手でどうにもできない物事を山の神、雷様など、八百万の神によるものとして畏れ敬う宗教的な姿勢が垣間見えますね。

日本以外でももちろんそのような宗教的なものというのはご存じの通り沢山存在しますね。
三大宗教はあまりにも有名ですが、それ以上に知られていないような宗教が数多く存在します。

前回までお話ししてきた古代エジプトにおいても都度形を変えながら宗教が存在していたようです。

キング・オブ・エジプトという映画ではホルスやセト、オシリスなどが登場する神話の様子がアクション満載でご覧になれます。


今回タイトル画像になっているツタンカーメンからも古代エジプトの宗教的情報が確認できます。

紀元前14世紀ころのファラオ(王)の顔を模したものです。

この頃エジプトは上下エジプト統一のみならず隣国も征服しまさに繁栄の極みだったといわれています。
(そのころ日本は石器時代から縄文時代へ移っていく最中です)

ツタンカーメン王は8歳から9歳で王になるというとんでもない人生
もちろんこの年齢なので補佐役の助言を聞いて政治を行うことになります。
日本でもこう言った例はよく見受けられますね。
また在位期間が約10年で突然死を遂げるという悲劇的な結末を迎えています。


ツタンカーメンと呼ばれるのには宗教事情が関係していたそうで
当時主力だった一神教の太陽神アテン(アトン)信仰から多神教アメン(アモン)信仰への復帰を果たしたという業績があります。
なのでトゥトゥアンクアテンと名乗っていたのを、改名しトゥトゥアンクアメン(アメン神の生きた似姿)としました。

背景には相当な宗教の影響力があったようでアメン信仰をする組織の影響力が王をもしのぐ勢いだったタイミングで幼い王が即位するというとても政治臭のする出来事があったようです。

彼の死についても原因がいまだに解明されていない部分も多いようで、かなり人間の悪い部分が詰まっているようにも見受けられます。

僕はこんな時代から政治と宗教というのは作用しあっていたんだと思うと、神様と呼ばれるものの存在をいろいろ勘ぐってしまいます。

以降の歴史をみてもこの点は何度も発生する問題で、さらに言えば科学と宗教の関係なども重要な出来事として歴史に残っていますね。

純粋に宗教や神様が人の心の中にあって自信を律するものであるのは一向に構いませんが、大勢を相手にそれを用いてくると歴史が動いてしまうのは面白い点ではないでしょうか?(もちろん笑えない部分も多いですが)

記載しきれない部分も多いのでもし気になったことがあればご意見などいただけると大変勉強になりますので、ぜひぜひお願いします。






サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す