(201日目)続・サクラ問題。

記事
コラム
ワイ「先日、サクラ問題をブログで書きました。」

助手「あぁ、リクナビとかのやつだよね。」

ワイ「改めて思ったことがあるので書きます。」

助手「なんか思いついたの?」

ワイ「昨日、その渦中にいる会社の方と話しました。」

助手「ホットすぎるよ。」

ワイ「その人は営業担当ですけど、社内ではニュースで聞く以上の情報が降りてきてないらしいです。」

助手「組織ってそんなもんだよね。」

ワイ「そんな状態にも関わらずこの話題を振ってみました。とても自然に。」

助手「絶対不自然に振ったよね?」

ワイ「やはりその担当の歯切れがとても悪かったです。」

助手「そりゃそーだよ。」

ワイ「その営業担当は『小手先の仕事していては先は無い』とも言ってました。」

助手「その人の言う通りだね。」

ワイ「ただ、この考え方が組織に浸透するかは別問題です。」

助手「どう言うこと?」

ワイ「社員の多くが『おかしい』と思って声をあげたところで、会社の方針を決定するのは上層部です。」

助手「それはそうだけどね。」

ワイ「なので、どれだけ異論があろうと変わるわけではない。」

助手「組織って怖いわ。」

ワイ「ではどうすればいいか?と言うテーマに話題をシフト。」

助手「何か良い策は出たの?」
ワイ「営業担当は『コンプライアンス・リスクマネジメントの浸透が重要』だという話題が出ました。」

助手「至極その通りだね。」

ワイ「本当にそう思いますか?」

助手「そりゃそうでしょ。何が正しいかを浸透させる場が必要だよね?」

ワイ「私は違いますよ。そんな良い子ちゃんにさせるための研修なんか無意味であると。」

助手「何言ってんの?正しいことを伝えることは必要でしょ。」

ワイ「多分その研修で話される内容は、受講する側からすれば当たり前の内容が話の中心になります。」

助手「その当たり前が大事でしょ。」

ワイ「知ってること・当たり前のことを聞かされる研修の苦痛は武者修行に近いです。」

助手「それには共感。」

ワイ「苦痛と感じる研修を受けて身に入りますか?」

助手「無理かも。」

ワイ「なので私からは新しい提案をしたいと思います。」

助手「どんな?」

ワイ「こんなのはどうでしょう?
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助手「アナタはバカ?」

ワイ「真面目ですよ。」

助手「悪い知恵を授けてどうすんのよ。」

ワイ「逆転の発想ですよ。ちょっと受けてみたくなったでしょ?」

助手「確かに少し興味あるかも。」

ワイ「それが大切なんですよ。受けてみたいと思わせるセミナーじゃないと。」

助手「悪人が増えそう。」

ワイ「そんなことないですよ。悪さを知ることで正しさを知ることができます。騙されるプロセスを知ることで社員自身も自分の身を守る術にもなる一石二鳥セミナー。」

助手「悪用されたらどうすんのよ。」

ワイ「悪用する奴は元々の性根がそうなんだからどうしようもありません。そんな相手にコンプラセミナーしたところで意味ないので一緒です。」

助手「会社の評判が落ちそう。」

ワイ「新しい視点でやればいいと思います。不正を行って痛い目をみた企業はコンプライアンスを遵守したフリして同じこと繰り返しますよね?」

助手「そうだね。」

ワイ「結局キレイゴトでは解決しない問題なのですよ。」

助手「でも炎上しそう。」

ワイ「全ては結果です。どのようなプロセスであれ結果に繋がればそれが適切な方法なんですから、やってみる価値はあると思います。」

助手「言われてみるとそう思えてきたかも。」

ワイ「私を見てください。悪さも知り体験を積み重ねてきたからこそ今の崇高で慈悲深い私が形成されています。」

助手「前言撤回。アナタには騙されないわ。」
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