具体的に伝えて、良好な関係を築こう。

記事
コラム
以前、書かせていただいたブログ。

これは、日常の一コマでしたが、


まだまだ、曖昧な言葉たちが

良いコミニュケーションの

邪魔をしているなと感じたので

書かせていただきます。



「先ほど送らせていただいたFAXですが…」
「分かり次第、連絡いたします。」
「あとで確認します。」


仕事でこういった会話ありませんか?

これ、
10人いれば10通りの
解釈ができてしまうんです。


「先ほど」や「少し前」というのは、
5〜10分ほどと捉える人もいれば、
1時間〜数時間程度の人もいます。

FAXの件数が少なければ、
そんなに問題はないかもしれませんが、

膨大な枚数の中から
該当のFAXを探し出すのは大変です。
(そう考えると、
 メールは検索できたりするので便利ですね。)


「先ほど」=数分前と思い込んでしまえば、
数時間前のものまで探さないかもしれません。

そうなると「届いていない」とトラブルに
なってしまうこともあるでしょう。


「分かり次第」というのは
もっと曖昧です。

自分だけの作業や判断で
返答できるのであれば、

数分から1時間もあれば連絡できるでしょう。

しかし、上司や得意先に
問い合わせる事柄であった場合は、

数時間から数日かかることもあります。


「分かり次第すぐ」なんていうと

「すぐ」の部分が強調されてしまい、

「連絡が来ない!」「忘れてるんじゃないか?」
と、こちらもトラブルの元です。

返事を待つ側との
時間の感覚を合わせる必要があります。


「あとで」というのも曖昧です。

「この会話のあとに」
「今やってる作業がひと段落してから」
「今やってる作業が終わってから」
「今抱えてる作業全て終わってから」

人によって段取りが違います。
優先順位も違います。

もう見てくれただろうと思っていたら
まだ何も手をつけていなかった
なんてことも起こりえます。

具体的に伝える。具体的に聞く。

コミュニケーションでは
ものすごく重要です。

ご相談では、お悩みをお伺いし、
具体的な解決法を提案しています。

例えば、
「上司とうまくコミュニケーションが取れないんです」

という場合、

「どんな場面で、
どういう会話をした結果、
相手はどんな態度だったのか?」

こんなふうに詳しくお伺いすることで、
問題点を発見できます。

そして、たったひとつの場面からでも、
人の癖というのは見えてくることがあります。

思考の癖、言葉の癖、行動の癖。

上記の例のように、
曖昧な言葉で誤解が生まれていないか?など。

これを意識して変えていくことで、

これから先、
どんな対人関係も
良好にしていくことができます。


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